ロングテールSEOの基本 No.1

一般にSEOというと、上位表示の技術のみを指すのが普通である。
しかし、実際にはSEOには2種類ある。

1.検索回数の多いキーワードでの上位表示を目指すビッグキーワードSEO
2.様々なキーワードから薄く広く集客するロングテール(スモールキーワード)SEO

この2つだ。
ビッグキーワードでの上位表示は難しいし、SEO業者に依頼すると費用もかかる。
かつ、コンバージョン率が低くビジネス的なメリットがない、あるいは低いことが多い。
そこで、私はロングテールSEOをお勧めしたいのである。
ロングテールSEOには幾つかのメリットがある。

1.競合が少ないため成果が出やすい
2.専門的なSEOの技法を必要としない
3.コンバージョン率が高くビジネス的なメリットが高い

ということで、すべてのWebマスターは積極的にロングテールのSEOに取り組むべきだと考えている。
しかしながら、専門的に記述された書籍などが知っている限りでは存在しないので、書いてみたいと思った次第なのだ。

ということで、ロングテールSEOについて連載してみたい。
第1回ということで、最も重要な概念について説明する。

ロングテールの基本はand検索である。

キーワードの組み合わせ概念

丸で囲まれたアルファベットはキーワードを指している。

1.上段の丸が2つある例

Aが「ダイエット」、Bを「ウォーキング」
というキーワードだったとする。

①「ダイエット」
②「ウォーキング」
③「ダイエット ウォーキング」

という3通りの検索があり得る。

2.中段の丸が3つある例

①「ダイエット」
②「ウォーキング」
③「消費カロリー」
④「ダイエット ウォーキング」
⑤「ダイエット 消費カロリー」
⑥「ウォーキング 消費カロリー」

という6通りの検索があり得る。

下段の丸が4つある例だと、10通りの検索があり得るわけだ。
図では1語での検索と2語での検索しか表記していない。しかし、実際は3語での検索も少なからず行われており、コンバージョンにつながる確実が高いので重要な役割をはたすことが多い。

3語での検索まで含めた検索組み合わせを示したのが以下の表である。

and検索組合せ表

キーワード数が増えると、検索組み合わせが大きく増えるのがよく分かると思う。

さて、次にこのような検索組み合わせのキーワードをどのようにして文章に盛り込めばいいのか?
という問題である。

キーワードのうち、2つ程度を少々意識して文章中に盛り込み、タイトルにも入れる。
あとは自然に文章を書く。
この程度でよい。

他のキーワードの組み合わせを見出す必要はないのか?
という疑問が出てくるだろうが、そこまでする必要はないというのが私の考えである。

必要はないという理由は以下のとおり。

1.その話題について自然に書けば、検索されるであろうキーワードは文章中に自然に盛り込まれる。
2.数多くのキーワードの組み合わせを意識して書くと文章が不自然になる。結果として読みにくい文章となり離脱率が増える。
3.キーワードの組み合わせ分析をする時間が無駄である。そんなことに時間を費やすのであれば、コンテンツの充実を図ったほうがよい。
4.どんなキーワードが組み合わされて検索されるかは、結局コンテンツを作ってみないとわからない。意外なキーワードで人々は検索するものである。

最後に、ロングテールSEOは何を結果とすればいいかを書いて終わりにしよう。
ビッグキーワードの場合は当然検索順位であるが、それに対してロングテールの場合はどうなのか?
Analyticsの訪問数及びコンバージョン数が増えるが、それだけだと、変化が少なく改善状況がわかりにくい時がある。
ウェブマスターツールのダッシュボードの「検索クエリ」の詳細を見るのが良いだろう。
表示されるキーワードの増減を見て、Googleからロングテールについてどう評価されているかがある程度判断できる。

ここの数字が増えていくとそれに伴ってアクセス数も、コンバージョンも増えるのが実感できるだろう。

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2011/09/12 | コメント/トラックバック(6) |

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