ロングテールSEOの基本 No.3


ロングテールSEOで行わなければならないことを一言で表現してみよう。

それは

検索されるキーワードの組み合わせを文章中に盛り込むこと

である。
検索されるキーワードの見出しかたとして、5W1HのWhoに着眼する方法を前回の記事で解説した。
今回は、検索されるキーワードの組み合わせをもれなく文章に盛り込む手法として5W1Hから発想することについて解説してみることにする。

前回のコーヒーメーカーの例で説明してみることにする。前回の記事の内容をよく覚えている方は、以下のノートの囲み内を読み飛ばしていただいて結構である。

このデロンギ社の高級コーヒーメーカー(エスプレッソマシーンって言ったほうがより適切か)、の特徴は以下のとおり。

  1. 豆を挽くところからコーヒーの抽出まで全自動
  2. 抽出後のコーヒーの粉は押し固められてトレイにたまるので簡単に捨てられる
  3. 面倒な分解掃除がほとんどいらない
  4. 掃除で手が汚れない
  5. カプチーノやエスプレッソが簡単に作れる
  6. カップを温める機能がついている
  7. 同時に2杯淹れられる
  8. 濃さの調整が可能
  9. 当然美味しい

このコーヒーメーカーが会社にあったとすると、どんな活用がされるかを5W1Hで考えてみる。

1.大雑把に活用シーンをWhoに着眼して考える

・会議の多い会社の事務員が、コーヒーメーカーを洗うことなく、次々にコーヒーを淹れることができる。

2.5W1Hに活用シーンを落としこむ
5W1Hに着眼して状況を落とし込んだ図

3.類義語・言い換え表現を洗い出す
類義語・関連語・同義語を5W1Hの表に落としこむ
※薄い緑の網掛け部分が洗い出しによって追記されたところ

4.少々異なる長所・利点を盛り込む
元々の文脈と少々異なるキーワードを盛り込む
※濃い緑の網掛け部分が洗い出しによって追記されたところ

コーヒーメーカーのもともと持っている特徴から、違うキーワードを発想して、5W1Hの表に入れ込む。


以上のように発想していくとキーワードが膨大に膨れ上がっていくことがわかる。
この手法で洗い出されたキーワードのほぼ全てが、想定されている状況が同じであるため、2語以上の組み合わせによって検索される可能性がある。

複数語での検索の例

「エスプレッソマシーン 大人数」
「コーヒーメーカー 面倒」
「コーヒーメーカー 来客 連続」
「コーヒーメーカー 打ち合わせ 時間がない」

キーワードの数が増えると、検索される可能性が爆発的に増大することは、以前、ロングテールSEOの基本 No.1に書いたとおりである。
複数語での検索可能性を作ることにより、ビッグキーワードでの上位表示ができなくても、多くの集客が得られることがわかると思う。

またこのような複数語を盛り込んだ文章からの集客には、2つの大きなメリットがある。

1.収益につながりやすい

単に「コーヒーメーカー」と検索した人がWebサイトに来た場合と、「コーヒーメーカー 来客 連続」と検索した人では全く購入につながる可能性が違う。
今更ながらではあるが、SEOの本質は「自分の提供するサービスを求めている人を、検索エンジンを介してWebサイトに集めること」である。「コーヒーメーカー」というビッグキーワードで検索した人は、自分のサービスを求めている可能性は限りなく低い。複合語で検索する人、あるいはめったに検索されない語で検索する人こそが、サービスを求めている人なのである。

2.検索エンジンで表示される内容がニーズに合致する

検索結果に表示されるページの要約が、検索している人のニーズに近い可能性が高い。
5W1Hのキーワードが必ずしも、すべて検索キーワードになるとは限らない。
特に、今回の例であれば「Who」「Where」は検索キーワードに含まれる可能性が少ないと考えられる。
しかし、5W1Hを意識した文章が要約に表示されることにより、検索ニーズに合っているかどうかがすぐに判断できるため、必要な人を確実に呼びこむことができる可能性が大きく高まる。

以上の2つのメリットからも、5W1HによるロングテールSEOは、見込み客を得ることができる優れた手法であるといえるわけである。

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2011/10/03 | コメント/トラックバック(3) |

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