SEO業者についてネットから読み取れる情報

今回のテーマは

SEO業者についてネットから読み取れる情報

である。

SEO業者のホームページから読み取れることは実はかなりある。
それを調べることで、SEO業者のスタンスを把握できる。
また、実力についてもある程度把握できることがある。

どのSEO業者にSEOを依頼するかは、Webビジネスに対し死活的な程の影響力がある。
だから、SEO業者はよく調べるべきなのだ。
得られる信頼出来る情報としては以下のようなものがある。

1.SEO業者のカテゴリについて
2.上位表示の実力について
3.SEO情報を積極的に発信している
4.SEO業者の真の実力について

これらについて順番に見ていこう。

1.SEO業者のカテゴリについて

SEO業者は大きく分けて3つに分けられる。

1)成果報酬型
2)月額固定型
3)コンサルティング型

この種別がホームページでまずわかる。
※この3つのサービスを全て提供している業者もあるが、メインとなっているサービスはわかるだろう。

1)成果報酬型
キーワードが所定の順位に達した場合に、順位に達した日数に応じて課金するという形態である。
SEO業者としてはこの形態が多い。
一般的に金額は高いが当然である。
成果が達成できなければ料金が取れないリスクがあるため、高額にならざるを得ないのだ。
このタイプの業者は順位を上げるための手法に詳しく、従って被リンクによる外部施策だけでなく内部施策も詳しいことが多い。

2)月額固定型
1.に比べて当然ながら同程度のサービスであっても料金が安い。
リンク屋と俗に呼ばれる、被リンクのみを提供する業者も多い。

小規模な会社、あるいは個人事業主レベルが運営している場合が多いのも特徴である。

それには理由がある。
内部の施策も含めると顧客との折衝が生じたり、ホームページ内部の修正が発生する。
ホームページの修正ともなると、HTMLのコーディングを行う担当者が必要になり、ある程度の会社規模が必要になってくる。
月額固定でかつリンクの提供のみとなると、

・人件費が抑えられる
・確実に入金が見込める

ということで一番安い金額で提供できるというのがこの営業形態だ。

3)コンサルティング型
SEOは業務の一部であり、リスティングやLPOといった多様な集客手法を提案できる業者。
あるいは、SEOにおいても顧客から申し込みのあったキーワードの順位上昇を提案するのではなく、どのようなキーワードがビジネスにとって有用かを顧客と一緒に考えてくれる業者。またあるいは、どんな企画を行えばナチュラルな被リンクが集まるかという、突っ込んだ提案をしてくれる業者である場合もある。
金額においては個別見積もりになるのが普通だ。

2.上位表示の実力について

1)成果報酬型
2)月額固定型

この2つのサービスを利用するのであれば、ともかく上位表示の力が問題である。
というか、それがなければ話しにならない。
ビッグキーワードでの上位表示の実績をホームページ上に掲示してあったりもするが、これはまったくあてにならない。
いつの時点かわからないし、そもそも本当かもわからないのだ。

SEO業者で、ビッグキーワードでの実力を誇示したいのであれば、ズバリ、

「SEO」というキーワードでの上位表示

これに勝る証拠はあるまい。
今現在、SEOというキーワードでどの順位にどんなSEO業者がいるかは、晴練雨読というSEO情報の有名なWebサイトで調べるとよい。ただし、SEOを生業とするならともかく、企業のSEO担当者には晴練雨読を普段から読むことはお勧めしない。情報が多すぎて自分にとっての有用な情報をピックアップするのが大変だからだ。

さて、この晴練雨読の中の、SEO関係キーワードの検索順位情報を見ると、過去1年間のSEOというキーワードでの検索上位のページがどうであったかを知ることができる。
これで見て、過去1年間にわたって安定して上位にあれば、その会社はビッグキーワードでの上位表示の実力があることがわかる。

但し、ビッグキーワードで表示できる実力があるということと、良いSEO業者であるということはまた別の問題ではある。
詳しくはSEO外注契約の8つの注意点をご覧頂きたい。

参考:被リンクを増やす方法論 その1「画像のメリットを考え直す」 
松尾茂起氏のブログ 4コママンガにご注目である。

3.SEO情報を積極的に発信しているか

ブログなどでSEOに関する情報を定期的に発信している業者は信頼がおける可能性が高い。

公開している以上はいい加減なことは書けない。
SEOといった狭い話題で定期的に記事を書けるということは、普段から勉強・情報収集している証拠である。
更にTwitterで同業他社や、Web担当者などと普段から交流している業者であれば更に信頼出来る。
しかし、Twitterについてはよく見る必要がある。情報発信だけ頻繁に行なっているが、交流は全くといっていいほど行なっていないという業者もある。このような業者は、無視されているという可能性が高いので用心してかかったほうがいいかも知れない。

4.SEO業者の真の実力について

SEO業者の真の実力とは何か?
答えは実にシンプルなことである。

「顧客を満足させることができたか?」

これに尽きる。
顧客を満足させることができたか?はある程度ネットでの評判でつかむ事ができる。

「SEO会社名 + 評判」
「SEO会社名 + 2ch」

といったキーワードで検索すると、そのSEO業者の評判を読むことができる。
ネットにある評判はステルスマーケティング、逆ステルスマーケティング(同業他社をおとしめるために悪意のある評判を書き込むこと)、あるいは悪意を持った人間の誹謗中傷などもあり、正しくない情報に溢れている。しかし、書き込みには一面の真実があることも確かである。

書かれている情報を鵜呑みにする必要はない。
しかし、顧客に対してスパム的な行為を行なっているといった情報は要注意だ。

このような情報に対して、もしそのSEO業者を検討するのであれば、説明を求めることである。
うやむやにしたり、誤魔化そうとするのであれば実際にその業者は怪しい。
しかし、事実関係について納得するようにきちんと話をしてくれる業者であれば、問題はない可能性が高い。


結局最後は信頼するかしないかしかないので、100%はないのである。
それでもこれだけのことを調べてみれば、かなり危うい業者を使ってしまう可能性は減るだろう。

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2012/03/26 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:superficial

SEOの情報の集め方

今回のネタは

SEOの情報の集め方
である。

そんなタイトルをつけておきながら矛盾するのであるが、私はSEOの情報というものは別に集めなくてもいいと思っていたりする。
SEOのコンサルタントになるのであればともかく、自社サイトのSEOを行うという立場であるならばそれよりも重要なことは沢山ある。

何においても情報は集めすぎると失敗するというのが私の持論だ。
目的があってそれに沿って情報を集めるのであればいい。
しかし、情報を集めることそのものが目的になってしまっているのであれば、本末転倒である。

実はSEOに限ったことではない。
知識は行動にフィードバックする、行動に移さなかったとしても選択肢を広げるのであれば役立つ。
しかし、書籍をたくさん読みつつも、まったく行動に移すことなく読んで満足している人が存在する。まさに本末転倒、時間の無駄遣いだ。

実際のところ自社サイトで様々なSEOの知識が必要になってくるということは少ない。
だから、最小限の知識を身につけて、後はサイトの充実に力を注いだ方がいいと思うのだ。

Webサイトにかけられる人的な資源は限られている。
人的な資源は時間のことだ。
無駄に仕入れたSEOの知識は、Webサイトにかけられる資源を無駄遣いしたことにつながる。

SEOは少なく覚えて多く使うのがよい。
原則を覚えるのが第一だ。

参考:誰でもSEOを理解できる思考方法

さて、原則から判断がつかないテクニカルな問題は書籍やネットから調べることになる。しかし、書籍には個々の局面での対応法が載っているということは少ないので、ネットから情報を仕入れることがメインになってくる。

ところがネットにあるSEOの情報は玉石混淆だ。

半分ぐらい嘘があるといったら言い過ぎかもしれないが、ネットには真偽が怪しい情報が多い。
正しい情報に基づいてSEOを行えばよいのだが、間違ってしまうとマイナスに働く可能性が高い。
ではどうすればいいか?

1.掲示板で質問する

おすすめできる方法である。
ところが、掲示板は回答者のレベルにばらつきがある。

回答者のレベルが文句なく高いのは以下の2つだ。

Google ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラム
賢威フォーラム

Google ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラム

Googleが公式に運営している掲示板である。そのため粗雑な回答が非常に少ない。
また、回答者のレベルが高い。
海外SEO情報ブログ」で有名な鈴木謙一氏(ハンドル名 suzukik)いった超一流のSEOのコンサルタントなどが、無償で回答してくれる。恐らく、このレベルのコンサルタントにSEOのアドバイスをもらおうとした場合は、少なくとも数万円は払う必要があるだろう。
※私も気が向くと回答しています・・・。

最近の回答頻度が高く、レベルが5以上で信頼がおける人を以下に列挙してみる。
(2012年3月現在)

●トップレベル
・あうらゆうま氏
・マサさん氏
・dronpa氏
・癋見no氏
●レベル8
・suzukik氏
●レベル7
・den氏
・SEM-ADVISER氏
●レベル6
・aides氏

ここに紹介されていない人もレベルが高い人が多く、SEOの第一線で活躍されている方ばかりで層が厚い。
かつ、レスポンスが早いのが特徴である。

賢威フォーラム

SEOコンサルタントとして著名な松尾茂起氏が販売している、SEOが考慮されたテンプレート「賢威」のサポートの掲示板だ。
ちなみにこのブログも賢威を使って作られている。

回答は遅いのだが基本的に松尾氏が行なっており、その的確な回答に圧倒される。
待ってさえいれば必ず回答がつくのも特徴である。
ただし、当然のことながら賢威の購入者しか利用できない。

上記の2つ以外にokwave(教えてgooなども同一のシステム)は、運営者による管理が行き届いているので良回答が書かれていることが多い。

ちなみに、2ちゃんねるやYahoo!知恵袋はわざわざ他人の感情を逆なでするための回答や嘘が多い。
特にYahoo!知恵袋はステルスマーケティングが多いという特徴がある。知恵袋内で「SEO」と検索すると、それっぽい回答がたくさん見つかる。

2.検索して情報を探す

まずは、まっとうなことが書いてあるブログなのかどうかを見分けないとならない。
自分の中にSEOの原理が固まると、内容がまともなのかどうかが見分けられるようになるがそれまではどうするか?

以下に載っているブログは大体正しい内容が書いてあると思う。

TwitterでフォローすべきSEO関係者のリスト

twitterで普段から交流している人たちは誤った情報を流すと突っ込まれる可能性があるので、基本的にそれほどおかしなことは書かない。

上記の中では、


パシのSEOブログ
海外SEOブログ
SEOまとめ
SEMリサーチ
SEO村の徒然blog
モバイルSEOの勧め
世界へボカン通信
サクラサクSEOブログ
天照SEOブログ
SEO is DEAD
揺さBrain
e-search公式ブログ
ウェブ力学
コンサルタントブログ

このあたりが特にお勧めである。

晴練雨読というSEO関係者なら誰でも知っている、SEOブログの更新情報が集められているWebサイトがある。
ここに有用ブログというコーナーもあるがあまり有用でない、むしろ有害なブログもあるので気をつけたほうがよい(あくまで私の見解)。晴練雨読はSEOの情報の宝庫であるが、どれが正しいという基準をまだ持たない初心者は近寄るべきではない。

また、記事が書かれた時期を考慮すべきである。
2年以上前に書かれたSEOのテクニカルな記事は役に立たないと思ったほうがよい。

最後に強調したいことは鵜呑みにしないことである。
一度疑ってみることは大切だ。
違和感があったらその情報は間違っているかも知れない。この種の違和感は大切にすべきだというのが私の持論である。

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2012/03/19 | コメント/トラックバック(1) |

カテゴリー:introduction

ブラックハットSEOは許されるか

SEOの手法とか、テクニックとかといった話でもなく、マーケティングにも全く関係ない話である。
今回のテーマであるが、

ブラックハットSEOは許されるか

である。

この種の議論についてはいつも何とも言えない違和感があって、私としてはこの違和感が何なのか?ということをずっと考えていた。
だから、この違和感の理由を突きつめてみたいと思った次第なのだ。

私が感じた違和感は2種類である。

1.ブラックハット、いいじゃないですか。
法律で禁止されているわけでもないし、他の人だってやってますよね。

あるSEO業者から聞いた言葉である。
確かにビッグキーワードで上位表示しているサイトの多くは、ブラックハットSEOを行なっていることが多い。
被リンクを購入しない限りはビッグキーワードでの上位表示は確かに難しく、自社だけがこれを行わなければ損をする(かもしれない)のが現実ではある。しかし、ここまできっぱり肯定されると複雑な何ともやり切れない気分になったものだ。

2.ブラックハットは絶対にやってはいけない。

これは確かに正しいのだけど、SEO業者の言葉として発せられた場合、何とも複雑な気持ちになる。
SEOはホワイトハットの手法だけでできるのか?
ナチュラルリンクを獲得して、上位表示するなんて器用なことはほとんどのSEO業者にはできない。
また後述の理由によってSEOを実施する人のほとんどがブラックハットであると言えるのだ。
それにも関わらず、ブラックハットを否定することは欺瞞である。


「ブラックハットは許されるのか。」

この議論は複数の論点を含んでいる。
私なりに論点を分けてできる限りはっきりさせようとするのが、この記事の主旨である。

さて、「許される」という基準をまず決めておこう。
許されるためにはいくつかの条件がある。

1.自分の所有するものにたいしては何をしてもよい
2.自分にとって不利益なことであっても、不利益を正しく理解した上でなら行なってもよい
3.ただし他人に迷惑をかけてはいけない

わかりやすくこれを原理としたい。
これが現代自由主義の原則だからだ。
※上記原則についてもっと詳しいことを調べたい方は、情報社会の自由と禁忌をご覧頂きたい。大変わかりやすくまとまっている記事である。

特定の社会規範を共有しない者同士でも、理解し得る出発点としてこれが妥当であろう。
宗教・社会常識・歴史といった共通の倫理観を共有しない人々の間の原則として、このルールを元に法律なども作られていることが多い。

さて、ではこの原則に照らし合わせてブラックハットSEOは許されるか?
ということになる。

まず第1の原理について考察しよう。

1.自分の所有するものにたいしては何をしてもよい

自分が所有している身体・財産などについては原則としてどう扱ってもよいということだ。
どこに行こうが何をしようが、自分のものなら売ろうが捨てようが、勝手で文句を言われる筋合いはないということである。
この原理に即して考えれば、自己所有のサイトであればブラックハットSEOをやってもいいということになる。
無料ブログなどの場合にはサーバー提供者から借りており、自己所有ではないのでサーバー所有者が禁止している施策を行なってはいけない。

次に第2の原理について考察しよう。

2.自分にとって不利益なことであっても、不利益を正しく理解した上でなら行なってもよい

タバコを吸うこと、飲酒することは成人にのみ許されている。それは自分自身の健康を害する可能性があることを、正しく理解できる年齢であることが最も大きな理由である。
未成年は身体的に害が大きいという理由もあるのだがこれが大きな理由だ。
パチンコ店への入場や、馬券の購入に年齢制限があるのも当然と言えるだろう。
※補足をすると、国家は国民に対する保護者的な機能も担っているため、麻薬といった極端に害のあるものについて禁止をしている。未成年の飲酒喫煙は、この意味において禁止されているという側面もある。

ブラックハットSEOは、ペナルティやインデックス削除といった危険性がある。
それを理解してもらった上でならばおこなってもいいことになる。
SEO会社の一般的なスタンスとしてはこのようなところだろう。

第2の原理からは危険があるということを理解した上であれば、ブラックハットSEOを行なってもよいという結論になる。

最後に第3の原理である。

3.ただし他人に迷惑をかけてはいけない

基本的には人間は自分で好き勝手にやってもいいのだが、その行為が他人の自由を侵害するという場合には自由は制限されるということだ。

ブラックハットSEOは他人に迷惑をかけるのか?
誰に迷惑をかけるのか?

それが論点である。
実は複数の対象にブラックハットSEOは迷惑をかけている。
最初に挙げるのが誰もが忘れている、あるいは知られていない意外な相手である。
SEOに携わる人のほとんどは迷惑をかけていると言える。
それは誰に対してであろうか?

他ならぬGoogleである。

Googleの品質に関するガイドラインにはこの記述がある。

ページの送信や掲載順位の確認に不正なコンピュータプログラムを使用しない。
このようなプログラムはリソースを消費し、Googleの利用規約に違反しています。
Googleは、自動化またはプログラム化されたクエリをGoogleに送信する WebPosition Gold™ のような製品の使用は推奨していません。

GRCといった順位確認プログラムを使うことは、これに違反している。
Googleの所有するサーバーに対し本来の利用目的と異なる、不正な利用方法により大きな負荷をかける行為であるというのだ。

Googleは利用者の利便性のためにコンピューターを増強してきた。
その利便性とはインターネット上にある様々な情報に対して、速やかにアクセスできるようにするためである。
ところが、自動化されたクエリはまったく利用者の利便性とは関係がなく、不要の負担をGoogleに対して強いるものだ。

あと、コンピュータのリソースを消費だけではなく、地球環境への問題も存在する。
Googleの公式見解によれば、1回のクエリによって0.2gのCO2を排出するそうだ。これと別に英国の環境コンサルタントのJohn Buckley氏によれば、クエリ1回のCO2排出量が1gから10gとなるという見解を示している。
1,000回のクエリを行うと、200g~10kgのCO2排出が行われるという計算だ。
Googleの消費電力についてはこちらをご覧頂きたい。

GRCを使っていながら、ホワイトハットを行なっているっていう発言を行っていることに、私は違和感を感じるのである。

さて、もう一つである。
これが一番注目される視点だ。

Googleは検索ユーザーの利便性を第一に考え検索順位を決定している。
そのためブラックハットは検索順位を不当に操作することによる、検索ユーザーの利便性を損なう行為である。

利便性を損なうこと、すなわち迷惑ということになるのか?という問題だ。

自サイトの順位をブラックハットな手法によって上げることが、検索ユーザーの利便性を損なうのかという問題はある。
検索結果などというものはGoogleという一私企業が決めたものに過ぎない。絶対的に正しいとは言い切れないという反論がある。

「自サイトは他の上位表示されているサイトよりも、検索ユーザーの利便性を満たしている。だからブラックハットで上位表示させてもよいのだ。」

とうそぶくことも可能ではあるかも知れない。
しかし、これは誤りである。それは自己評価であり公正ではないからだ。
Googleはまだ不完全ではあり、今後も不完全であり続けるだろうが公正ではある。

公正な裁定に従わず誰もが好き勝手にしはじめたら、混乱し使い物にならなくなる。
誰もがブラックハットSEOを行ったら、検索エンジンは使い物にならなくなりユーザーが困るわけだ。

Googleはペナルティを課しているものの、ペナルティにならなければブラックハットSEOを行なってよいということにはならない。


ここまで論じてきたが、結局のところ非常にありきたりな結論に落ち着いたのである。

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2012/03/12 | コメント/トラックバック(1) |

カテゴリー:essence

SEO外注契約の8つの注意点

今回はSEOを外注する際の契約について注意することを述べてみたい。
SEOを外注する際の契約には気をつけなくてはならない重要な点がいくつかある。
これを知らないと、

自社のビジネスを壊滅的に損なう場合がある

だから絶対に知っておくべきなのだ。
初めてSEOを外注する、新しい業者を検討しているといった方には是非ご覧頂きたい記事である。
以下に8つの注意点をまとめてみた。

1.被リンクを外すことができる

以下に該当する場合については被リンクを外すことができるようになっている必要がある。

1)Googleから警告が来た場合

このたび、貴サイトの一部ページで、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反した手法が使用されている可能性があることが判明しました。具体的には、PageRank を操作する意図で設定された可能性のある自サイトへの人為的または不自然なリンクがないかどうかをご確認ください。~以下略

この警告文がウェブマスターツールに届いた場合は即座に被リンクを外して、再審査リクエストを送らなくてはならない。SEO業者によってはこのような場合でも被リンクを外さないという場合もある(実際に多い)、気をつけなければならない。

※このような場合には契約が即座に解除できるような条文があることが望ましい。

参考:[SEO] Googleから警告文が届いた場合の、正しい対処法 / 危険な対処法

2)検索エンジンからのアクセスが激減し、一定期間たっても回復しない場合

・ウェブマスターツールでの表示回数が3分の1以下程度になった
・SEO対象キーワードの検索順位が急下落した

といったケースだ。
実際、SEOの施策が原因ではない場合もある。
しかしながら、1ヶ月以上様子をみて順位が回復してこない場合は、SEOに問題がある可能性が高い。
このような場合は、被リンクを外した上で契約を解約することができるようになっているべきである。

2.隠しリンクなどを埋めこまない

内部施策の過程で隠しリンクを埋め込むような業者もいるので、そのようなことをした場合の罰則規定が必要だ。
そのようなことがあった場合は

・以前の状況にHTMLを復元する
・即座に契約を解除することができる
・違約金を請求する

といった条文を入れておいた方がよいだろう。

隠しリンクの調査の仕方は、無料テンプレート・ブログパーツ・プラグインの危険性と自衛策の「2.検索エンジンが認識しているページの状態を見る」をご覧いただきたい。
もし、この記事を読んでも隠しリンクの調査の方法がわからなければ、絶対にSEOを外注してはいけない。SEOを外注するには最低限の知識が必要なのだ。

3.20位以内でも成功報酬が発生する

検索順位は10位であってもほとんどアクセス数は増えない。
20位以内などという状況ではなおさらである。
といったわけで20位以内で成果達成という料金体系はお勧めできない。

※但しSEO業者によっては20位以内で成果達成となるかわりに、10位以内に表示された場合の成功報酬が安く設定されていることもある。このような料金体系は一考の余地がある。

4.FTP情報を悪用しない

通常内部施策を実施する場合には、FTP情報をSEO会社に通知する必要がある。
FTP情報があれば好き放題WEBサイトを改ざんしたり、あるいは新規のページを作ったりすることができる。
顧客のドメイン内に全く関係のないページを作り、そこに被リンク用のペラページを置いていたケースを見たことがある。
こんなことをされると自サイトにペナルティを課されてしまう可能性が高い。
そこまではいかないにしても、悪質なケースもいくらでも想定できるので、自サイトのSEOに関連しないサーバー操作を契約で禁止しておいたほうがいい。これも2.と同様に違約金などを定めておくべきだろう。

5.契約期間を適正にする

契約期間は短ければ短いほど、利用する側としては有利である。
しかし、SEOというサービスは時間がかかる。
もし、1ヶ月間などという契約だと全く成果が出ないままに終了してしまうため、SEO会社にとっては著しく不利になる。
そのため6ヶ月契約といったケースが多いのだが、この程度の期間であれば適正であろう。
また期間が終了した後は1ヶ月単位で更新といった契約が望ましい。

6.内部施策ができない場合を考慮する

自社サイトがCMSを用いていたりする場合、内部の修正が難しいケースがある。
修正ができないことが原因で成果が上がらないという場合は、違約金などのペナルティなしで契約を解除できるようにすべきだ。

7.ページレイアウトが崩れた場合の修正を条件に入れる

内部施策のためのHTMLの修正によって、ブラウザで見た場合にレイアウトが崩れてしまう時がある。
このような場合には修正してもらう必要がある。
その際に、どのブラウザであれば修正の対象になるかを確認しておこう。
ビジネス上Internet Explorerの6の対応が必須だったりした場合、念押ししておかないと後で困ったことになるかも知れない。

8.ページの修正があった場合の再施策の金額を確認する

WEBサイトは生き物である。
絶えず変化していくものだ。
当然内部施策の変更が生じるので、再度内部施策を行った場合の料金については取り決めておくべきだろう。


ここまで書いてきたが、

SEOにおいて施策と同じぐらい、契約内容を重視しなくてはならないということを強調しておきたい。

SEOが失敗しビジネスが頓挫する場合というのは、SEOの契約時点で既に失敗の種が蒔かれていることが多いのである。

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2012/03/05 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:superficial

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