SEO外注契約の8つの注意点

今回はSEOを外注する際の契約について注意することを述べてみたい。
SEOを外注する際の契約には気をつけなくてはならない重要な点がいくつかある。
これを知らないと、

自社のビジネスを壊滅的に損なう場合がある

だから絶対に知っておくべきなのだ。
初めてSEOを外注する、新しい業者を検討しているといった方には是非ご覧頂きたい記事である。
以下に8つの注意点をまとめてみた。

1.被リンクを外すことができる

以下に該当する場合については被リンクを外すことができるようになっている必要がある。

1)Googleから警告が来た場合

このたび、貴サイトの一部ページで、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反した手法が使用されている可能性があることが判明しました。具体的には、PageRank を操作する意図で設定された可能性のある自サイトへの人為的または不自然なリンクがないかどうかをご確認ください。~以下略

この警告文がウェブマスターツールに届いた場合は即座に被リンクを外して、再審査リクエストを送らなくてはならない。SEO業者によってはこのような場合でも被リンクを外さないという場合もある(実際に多い)、気をつけなければならない。

※このような場合には契約が即座に解除できるような条文があることが望ましい。

参考:[SEO] Googleから警告文が届いた場合の、正しい対処法 / 危険な対処法

2)検索エンジンからのアクセスが激減し、一定期間たっても回復しない場合

・ウェブマスターツールでの表示回数が3分の1以下程度になった
・SEO対象キーワードの検索順位が急下落した

といったケースだ。
実際、SEOの施策が原因ではない場合もある。
しかしながら、1ヶ月以上様子をみて順位が回復してこない場合は、SEOに問題がある可能性が高い。
このような場合は、被リンクを外した上で契約を解約することができるようになっているべきである。

2.隠しリンクなどを埋めこまない

内部施策の過程で隠しリンクを埋め込むような業者もいるので、そのようなことをした場合の罰則規定が必要だ。
そのようなことがあった場合は

・以前の状況にHTMLを復元する
・即座に契約を解除することができる
・違約金を請求する

といった条文を入れておいた方がよいだろう。

隠しリンクの調査の仕方は、無料テンプレート・ブログパーツ・プラグインの危険性と自衛策の「2.検索エンジンが認識しているページの状態を見る」をご覧いただきたい。
もし、この記事を読んでも隠しリンクの調査の方法がわからなければ、絶対にSEOを外注してはいけない。SEOを外注するには最低限の知識が必要なのだ。

3.20位以内でも成功報酬が発生する

検索順位は10位であってもほとんどアクセス数は増えない。
20位以内などという状況ではなおさらである。
といったわけで20位以内で成果達成という料金体系はお勧めできない。

※但しSEO業者によっては20位以内で成果達成となるかわりに、10位以内に表示された場合の成功報酬が安く設定されていることもある。このような料金体系は一考の余地がある。

4.FTP情報を悪用しない

通常内部施策を実施する場合には、FTP情報をSEO会社に通知する必要がある。
FTP情報があれば好き放題WEBサイトを改ざんしたり、あるいは新規のページを作ったりすることができる。
顧客のドメイン内に全く関係のないページを作り、そこに被リンク用のペラページを置いていたケースを見たことがある。
こんなことをされると自サイトにペナルティを課されてしまう可能性が高い。
そこまではいかないにしても、悪質なケースもいくらでも想定できるので、自サイトのSEOに関連しないサーバー操作を契約で禁止しておいたほうがいい。これも2.と同様に違約金などを定めておくべきだろう。

5.契約期間を適正にする

契約期間は短ければ短いほど、利用する側としては有利である。
しかし、SEOというサービスは時間がかかる。
もし、1ヶ月間などという契約だと全く成果が出ないままに終了してしまうため、SEO会社にとっては著しく不利になる。
そのため6ヶ月契約といったケースが多いのだが、この程度の期間であれば適正であろう。
また期間が終了した後は1ヶ月単位で更新といった契約が望ましい。

6.内部施策ができない場合を考慮する

自社サイトがCMSを用いていたりする場合、内部の修正が難しいケースがある。
修正ができないことが原因で成果が上がらないという場合は、違約金などのペナルティなしで契約を解除できるようにすべきだ。

7.ページレイアウトが崩れた場合の修正を条件に入れる

内部施策のためのHTMLの修正によって、ブラウザで見た場合にレイアウトが崩れてしまう時がある。
このような場合には修正してもらう必要がある。
その際に、どのブラウザであれば修正の対象になるかを確認しておこう。
ビジネス上Internet Explorerの6の対応が必須だったりした場合、念押ししておかないと後で困ったことになるかも知れない。

8.ページの修正があった場合の再施策の金額を確認する

WEBサイトは生き物である。
絶えず変化していくものだ。
当然内部施策の変更が生じるので、再度内部施策を行った場合の料金については取り決めておくべきだろう。


ここまで書いてきたが、

SEOにおいて施策と同じぐらい、契約内容を重視しなくてはならないということを強調しておきたい。

SEOが失敗しビジネスが頓挫する場合というのは、SEOの契約時点で既に失敗の種が蒔かれていることが多いのである。

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2012/03/05 | コメント/トラックバック(0) |

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