SEOにおける戦術と戦略

今回のテーマであるが、

SEOにおける戦術と戦略

について語ってみたいと思う。

「戦術」と「戦略」という言葉の違いである。

2つの違いが何事においても大切だと私は考えている。
実は元々軍事の用語である。

戦略というのは目的を達成するための大枠を定めること。

例えば、日米開戦の時に日本の考えた戦略はだいたいこんな感じらしい。
(ものすごく大雑把)

日本に対しては当時石油を輸出を止められていたから、石油を確保するためインドネシア方面を確保しなくてはならない。
その次に石油を確保できたとしても日米の国力差は余りにも大きいので、短期で戦争を終結させないとならない。
そのためには、太平洋上の島々を占領し航空基地を作り、航空基地網の中に入り込んだ米国の艦隊に対し、空母を中心とした戦力を集結させ決戦により壊滅させ、米国の戦意を奪い有利な講和に持ち込む。

このように大局的な目的に至るまでの道筋を立てることを戦略という。

それに対して、戦術というのは個々の戦闘において勝利するための作戦のことである。
例)
何でわざわざこんなことを書いたのかというと、これが言いたかったからである。

戦術の成功によって、戦略の失敗をつぐなうことはできない

これが原則だ。
戦略という大枠の考え方を間違えてしまった場合は、個々の戦闘で勝利したとしても最終目的を達成することはできない。

  • 国家が持っている生産力を何にどれだけ割り振るか?
  • どんな目的をもった兵器を開発するか?
  • 部隊の編成はどのようにするか?
  • 個々の兵員に対しどのような訓練を施すか?
  • どの地域を重点的に強化し輸送路を確保するか?

といったことが戦略によって決まってくる。
戦略が間違えると、これらが全て間違えるため取り返しがつかないのである。

実は軍事だけではなく全てのビジネスに戦略と戦術は存在する。

当然のことながらWebサイトの運営にも戦略と戦術が存在する。
実は、Googleの公式ウェブマスターフォーラムの質問を見ていて思うことがあって、今回のテーマを書くことにしたのだ。

多くのWebサイトにおいて、

  • 戦略そのものがない
  • 戦略が根本的に誤っている

と、感じているのである。

SEOはあくまで戦略の一部分である。
それそのものが目的ではない。
ここを誤ることによってそもそもの戦略そのものが間違う。
下の枠囲みの1~3は私が見た典型的な、間違った戦略の例である。

1.キーワードの上位表示そのものが目的となっていて、それさえ叶えば目標が達成できるという勘違い

大多数のキーワードは、そのキーワード一つが上位表示を成し遂げたとしても、それほど大きな集客には繋がらない。

言い換えれば、個々のキーワードでの勝利は戦術における勝利と言える。
でも、大した成果が得られない。
戦略が誤っているとこういうことになる。

2.ペラサイトを大量に作れば、何らかのキーワードで上位表示されるから集客できる

※ペラサイトとは1ページ程度しかページがなく、かつ数時間以内程度で作れる程度のサイトのこと。

個々のペラサイトを作り方は戦術と言えよう。
非常に検索回数の少ないキーワードであれば、集客できることは確かであり、戦術的には小さな勝利を積み重ねることができる。
しかしながら、検索結果からページに誘導されてきても、直後に離脱される確率が高い。
また、検索エンジンからの評価をいつ失うか分からないというリスクがある。

こんな手間をかけるぐらいなら一つのサイトに手間をかけたほうが財産となって残るのでよっぽどいいと思う。

3.ナチュラルリンクを大量に集めているサイトに対し、用意できるリンクで勝とうとする

ナチュラルリンクを集めているサイトは、SEOのみならずソーシャルによる集客や他のサイトからの集客もある。
かつ検索エンジンからの評価も高い。
このようなサイトに対して、力づくで勝とうとしても難しいし、また自作自演被リンクからはアクセスも集められない。
更に言えば、検索エンジンからの評価を失うというリスクとも背中合わせだ。
有料ディレクトリの採用というやり方も、あくまで一戦術に過ぎず効果は限定的だ。

ナチュラルなリンクを得ることを中心とした戦略に転換する必要があるだろう。


どのように集客して、どのようにコンバージョンするか?

大枠といえる戦略が大切で、戦略が決まれば個々の戦術に落としこむのが本来の姿である。
戦略がないというのは論外であり、また戦略が間違っているばあいは全ての戦術が徒労に終る。

吟味して正しいと考えられる戦略を立て、戦術を淡々と実行していくのがSEOのみならずWebサイトで目的を達成する方法である。

最後になるが、日本は米国に対し敗北したことは皆さんご存知だろう。
それも結局戦略が間違っていたからである。
前述の戦略をご覧になって、ずいぶん大雑把だし、運良くこのとおりうまくいったとしても戦争に勝利できないと感じるだろう。

実際に、日本軍には勝利するための戦略がなかったと考えられている。
戦う前に既に負けていたと言える。
防衛省 防衛研究所論文:太平洋戦争開戦時の日本の戦略


参考URL
SEO Japan「初心者ウェブ担当者のためのSEO戦略ガイド

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2012/07/30 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:essence

こんなデザイナーと仕事をしたい


私は色々なWeb関連の交流会に行くのが好きである。

Web関連業種の人が多く集まる中でも、Webサイトのデザイナーの人の比率は基本的に高い。
一番多い気すらしている。
(それに引き換え、SEO関連の人には営業目的で来ている人を除いてあまり会ったことがない)

デザイナーの場合、私はSEOをやっているという話をすると、たいてい反応はこの2つに別れる。

1.SEOは大切だってわかってるんですけどね・・・

ずっと、デザイナーをやっているのだが、それでもSEOはよくわからないとおっしゃる。
恐らく、SEOは自分の業務の範疇ではないと考えているのだろう。
あるいは、優先順位が低い(と考えている)ため本腰を入れたくもないということなのだ。

2.SEOって本当に必要なんですか

特にデザイナーはSEOに対して懐疑的だったりする。
デザインの現場ではSEOに対して反感を抱く状況が多々ある。
端的な例としてFlashの使用の問題が挙げられる。

・デザイナーは絶対にFlashを使いたい
・SEOの担当者は絶対にFlashを使いたくない

他にも、SEO担当者にいちいちケチをつけられて、イライラさせられたという経験もあるかも知れない。
こんな対立が度々あったりしたら、デザイナーはSEOを嫌いになるのも無理はない。

そうして、

過剰なSEOはペナルティになる

という言葉が流布したりした影響で、

SEOを考えてサイトを作ることそのものが間違いだ。
という誤解も生まれた。
SEOとはスパムであるという誤解を持っている人も少なからずいる。

さて、時々私のブログを御覧になっている方にとっては言うまでもないことなのだが、初めてこの記事でご覧になる方のためにお伝えしたいことがある。

SEOは正当な技術だ

ということだ。

話は変わるが、会社員などで実際に実績や能力があるのに評価されない人もいるが、評価とはこうなっている。

評価 = 実績や能力 × プレゼン能力

プレゼン能力がない、あるいはプレゼンをまったくしないと評価で損をする。
能力や実績が仮にずば抜けて素晴らしくても、プレゼン能力がゼロであれば評価はゼロに果てしなく近づく。
(ブレゼン能力というのは、積極的にアピールすることを指すわけではなく、評価者に納得させる能力のこと)

実はSEOも一緒だ。

SEOとは検索エンジンに対するプレゼンである。

いくらサイトを通じて伝えたいことがあっても、検索エンジンに理解させなければ正しく評価してもらえない。

言い換えよう。

SEOとは検索エンジンへのプレゼン能力を100%に近づける技術だ。

ということで、デザイナーの方にはSEOの重要性を認識して欲しいと願う次第である。
SEOとデザインは車の両輪みたいなもので、どっちが欠けてもサイトの目的は達成できない。

・SEOができなければ集客は難しい
・デザインが悪ければせっかく集客しても成果には繋がらない

ということでどっちも必要だ。
さて、これを踏まえてようやく本題である。
こんなデザイナーの方と仕事をしたいというお題について。

1.サイトの成功のために協力する

SEOの担当者もデザイナーに歩み寄る必要があることは当然である。
その上で、お互いプロの立場から最適な解を導くよう協力しあいたい。
互いにプロとして相手の尊重し、共に考えることでいいものを作りたいと願う次第だ。
これ一番大切。

2.最新の技術・トレンドに通じている

近年SEOは技術要素が増えてきており、そういう意味で難しくなってきている。
セマンティックWeb、レスポンシブWebデザイン、HTML5などなど

これらについてきちんと理解していれば本当に素晴らしいと思う。
めちゃめちゃ尊敬する。


とまあ、なんとなく偉そうな感じで書いてきたが、どこかでお会いしましたときは仲良くしてやって下さいませ。
よろしくお願いします。


参考URL
SEOを行う上で制作会社と握ること

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2012/07/23 | コメント/トラックバック(1) |

カテゴリー:essence

大量のナチュラルリンクを獲得するSEO戦略


今回のお題は、

大量のナチュラルな被リンクをもらうための手法

である。
継続的に実施することができ、場合によってはおびただしい大量のナチュラルリンクを得ることができる。

当ブログは主に内部施策によるロングテール(スモールキーワードともいう)でのSEO手法を解説している。

しかしながら外部施策は依然として重要であり、今後も重要であり続けるだろう。

外部施策の戦略とはイコール被リンクの戦略である。
みもふたもない表現で言い換えるならば、

いかにしてナチュラルなリンクを得るか?
あるいは
ナチュラルっぽいリンクを作るか?

ということだ。
今回のテーマは前者の「ナチュラルなリンク」を得る方法である。

QDFを利用した手法を紹介してみたい。

QDFというのはSEOの専門用語なので、解説する必要があるかもしれない。
枠内は解説である。

QDFとはQuery Deserves Freshnessの略。

「新鮮さを要求される話題について検索された場合は、新しく更新されたページが上位に表示される」
という検索エンジンのアルゴリズムのことである。

例えば「陸上競技」と検索した場合は、Wikipediaなどの有名ページが通常は上位に表示される。
ところが、オリンピックなどが始まったりすると、オリンピックの陸上競技の結果ページなどが一時的に上位表示されるようになる。

今、現在、話題になっているキーワードについては、話題が盛り上がる重要な何かがあったと検索エンジンは判断する。
その場合、過去の情報は検索ニーズに合わないから、新しいページを上位表示させるべきと判断するわけだ。

近年、Googleのアルゴリズム変更によってQDFが重視されるようになり、新しいページが上位表示されるようになったなどということが言われている。
しかし、検索ニーズを満たすために検索エンジンのアルゴリズムがあり、QDFもあくまでその一つである。
基本的には、検索ニーズを満たさないのであれば、ページの新しさは優位につながらないことに留意すべきだろう。

さて、ではQDFを使って被リンクをもらう手法だ。

1.サイト内に簡単に記事を投入できる体制を整える

具体的に言えば、ブログのようなシステムを取り入れておくということだ。
そして、このブログは必ず同一ドメイン内に設置されなければならない。
また、ソーシャルブックマークボタンも必ず設置すること。
(Twitter/Facebook/Google+/はてなブックマークは最低限必要)

2.今現在盛り上がっている話題を探す

自サイトでPRしたいテーマに沿った話題であることが好ましいのだが、あまり厳密に考えなくてもよい。
一番大切なことは、意味のある記事をちゃんと書けることである。
例えば、自サイトでPRしたいテーマがタラバガニのことであれば、
生き物、食文化などについて自由に書けばよい。

場合によっては、まったく違ったテーマであってもいい記事を書ける自信があればいい。

今盛り上がっているテーマの探し方は様々である。
以下のようなところで探せばいいだろう。

1)新聞・週刊誌・テレビなどのマスメディア

これ基本である。
やはりマスメディアの力というのは大きく、話題を作り出す力として最も大きいものだ。
特にテレビの影響は大きい。
視聴率5%の番組は失敗の部類かも知れないが、日本全土で600万人以上見ている。
とんでもない影響力である。

2)Twitterのトレンド

ツイッターのtrend

キーワードを見ても、何のことだかさっぱりわからないことがあるが、ちょっと調べればすぐわかる。
「17万人」というキーワードは脱原発デモに参加した人の人数。
つまり、脱原発デモの話題が盛り上がっているということだ。

3)Yahoo!のリアルタイム検索

Yahoo!のrealtime検索

4)Googleトレンド

Google trend


このようなツールが無料で提供されているので、色々見てみるといいだろう。
自分で書けそうなネタが転がっているかもしれない。
※とはいっても、政治や宗教といった微妙な話題は避けたほうがよいと思う。

3.QDFが発動しそうか調べる

その話題はずっと前から盛り上がっているのかもしれない。

前からずっと話題であれば、その話題について書いてもQDFは発動しないかもしれない。
また、同じ話題について既にブログなどで大量に書かれていれば競合が多すぎて難しい可能性もある。

調べる内容は2つだ。

1)実際に検索してQDFが発動しているか調べる

※クリックすると拡大します

赤枠で囲った部分が、更新された日時である。
「桑名正博」というキーワードの検索結果なのだが、この24時間以内に更新された記事が多いということがわかる。
これこそまさにQDFが発動した例だ。

2)Twitterでのキーワードの出現数の推移を調べる

Topsyで見るツイッターでの桑名正博の出現数

Twitter検索はツイートの一部分しか返さない。また、推移をビジュアルに見ることができないのでtopsyを使うと便利である。
これも同じく「桑名正博」の例だが、過去7日の推移を見るといきなり急上昇したということがわかる。

4.記事を書く

できる限り高い品質の記事を書く。
言い換えれば、現在の検索ニーズに沿った記事を書くのである。
ここが一番大切である。

きちんと書けば上位表示される確率は高い。

できることならば、誰かが書いた情報を加工して作った記事である2次情報ではなく、自分が何か知っている独自情報を付加した記事を書いたほうが望ましい。
それができない場合であれば、何かしら自分なりの考察を加えた記事を書くべきだ。

濃い情報のあるページを作ることで、上位表示の確率は飛躍的に高まる。というのがまず第1の理由。

具体的に、濃い情報ページを作るためにはどうすればいいかは「上位表示しやすいコンテンツの作り方」をご覧頂きたい。

第2の理由は最後に説明する。

5.被リンクがつく

濃い情報があればQDFにより一時的ではあるが、上位表示がされる可能性が高まる。
検索数はそのタイミングでは非常に多いので、順位と相まって露出が劇的に増える。

もし、記事に独自情報や、鋭い考察などがあればソーシャルメディアを通じて爆発的に拡散する可能性が高い。

またはてなブックマークなどのソーシャルブックマークが大量につくかもしれない。
ブログなどで取り上げられるといったこともあるだろう。
大量のナチュラルリンクを集められる可能性があるのだ。

しかし、単なる情報を加工しただけの2次情報では人々の心を動かさない。リンクは集まらない。
独自の情報、考察、切り口などが絶対に必要なのだ。

数日で検索上位からは落ちてしまうだろうが、その間にナチュラルリンクを集められれば、ドメイン自体の評価を大きく高めることができるというのがこの戦略なのである。


自サイトで扱っているテーマと違ってもいいのか?
という疑問は当然あるだろう。
特にSEOに詳しい人はそう思う可能性が高い。
自サイトに直接関係するテーマで記事を書き、被リンクがつくのが最も望ましいことは言うまでもない。

しかしながら、違うテーマであったとしても、被リンクがつくという価値は決して少なくない。
ドメイン自体の力の底上げにつながるからである。

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2012/07/17 | コメント/トラックバック(1) |

カテゴリー:superficial

検索順位と別の検索エンジン最適化


検索順位が全く変わらなくても検索エンジンからの集客を増やせる。

検索順位によらない検索エンジン最適化

が今回のテーマだ。
当たり前の事なのだが、意外に実践するのが難しいので自戒の念も込めて書くのだ。

ウェブマスターツールの「検索クエリ」を見ると、どのような検索キーワードで集客しているのか見ることができる。

自社名、自社ブランドといったキーワードで検索しているユーザについては、CTR※が高いのは一般的には当たり前である。
しかし、一般名詞での検索からのCTRは値が低くなる。

例えば、

「ipad」と検索する人は、アップル社のサイトを見たい人がかなりの割合を占めるだろう。
その逆に、
「タブレット」と検索する人は、アップル社のサイトを見たいとはまったく限らない。

このように別のキーワードで1位に表示されいても、CTRは全く異なってくるということだ。

※CTR クリック・スルー・レート:表示回数のうちどれだけクリックされるかという割合。
1,000回検索結果に表示され、15回クリックされ自サイトに集客できたといった場合は、CTRは1.5%となる

自社のブランド名でCTRが高いのは当たり前なのだが、問題は他のキーワードだ。

検索数が多いキーワードで高い検索順位を得られても集客できない場合がある

これはどういうことか?

検索結果を見て、どのページをクリックするかは、ページの「タイトル」「スニペット※」を見て判断する。
基本的にこの2つしか判断する材料がないからだ。
※ページの要約文、あるいは抜き書き

ここが駄目だとCTRは著しく下がる。
全く同じ検索順位であったとしても、2つを改善することでCTRを数倍にすることができたというケースは稀ではない。

最近もこの表を使ったが、またしても引用する。
(このCTRは改善、計画の指針に非常によい)

Google検索順位別のクリック率である。

Google検索順位1位~20位順位別のクリック率

平均掲載順位が高いにも関わらず、CTRが低いというキーワードは、「タイトル」「スニペット」の表示がよくない可能性が高い。

例えばこんなキーワードのケース

・表示回数が10,000件
・自サイトの平均掲載順位が5位
・クリック数が90回

だとしよう。
5位であれば、前記の表によれば4.86%なので486回のクリックが平均して見込めるという事になる。
ところが、それに比べて90回というのは非常に少ない。
396アクセスを「タイトル」「スニペット」の悪さのために逃しているという可能性があるわけだ。

このような感じで、ウェブマスターツールに表示される平均掲載順位とCTRを見ながら、悪いところを改善するという施策は面倒ではあるが順位を上げるよりずっと確実である。

さて、改善するためのポイントは実に難しいが、2つ留意点がある。

1.必ず検索キーワードを含める

Googleは近年、タイトルをアルゴリズムで自動的に書き換えることが多くなった。
タイトルの中に検索キーワードが含まれないと、意味の通らない不適切なタイトルが生成されてしまうケースが多くなる。
タイトルに検索キーワードを含めることで、このようなケースをかなり防ぐ事ができる。

スニペットについても同様である。
mete description内に検索キーワードが入っていない場合、基本的には本文中のキーワードが入っている部分の文章を抜書きして表示するが、キャッチコピー的にはどうしても弱くなる。
スニペットについてもどのように表示されているか確認をして、meta descriptionを修正するという施策は損がない。

場合によってはDMOZ掲載内容からスニペットの表示がなされる場合もある。

下記は「気象庁」という検索キーワードで気象庁が検索結果に表示された例だ。


検索キーワード「気象庁」の検索結果におけるDMOZからの表示


スニペットが「気象の情報とデータ集。日々の天気図やその解説、台風や地震、火山の情報があるよ。」といった表示になっている。
個人的には非常に好きだが、これは好ましくない状況かも知れない。

なぜ、こんなことが起こるのかというと気象庁のホームページはDMOZというディレクトリに登録されており、その登録内容が表示されてしまっているのである。
場合によってはDMOZを無効にした方がいいかもしれない。
(<meta name=”robots” content=”NOODP”>を記述する)

2.キャッチフレーズを考える

自サイトの情報を求めている人は、
どんなキャッチフレーズに惹きつけられるのかを考えて、
「タイトル」「スニペット」の表示内容を決める。

これが実は最も重要なことである。

「はてブ」「neverまとめ」「Togetter」などの人気ページは、人の心を引き付けるタイトルがついている。
また、ネット以外でも週刊誌や夕刊の見出し、中吊り広告などを見て感覚を養うといったことを心がけるといいだろう。

私は特に大手広告代理店の作った広告をよく吟味することを心がけている。
大手広告代理店はターゲットに対して商品のアピールしたいポイントを、強いインパクトで伝えることを商売にしているプロ中のプロである。
そのプロが作った広告から、

「どんなターゲットに対して」
「どんなことをアピールしたいのか」

と考えてその広告を作ったのか?と逆算して考えると非常に勉強になる。
満員電車に揺られている間でも有意義に過ごせる時間の使い方でもある。お勧めである。

さて、最後に今回の記事に関連し、いい記事があるので紹介して終わりにしたい。
考え方をシンプルにわかりやすくまとめてあるので必見である。

タイトルタグだけで上位化させる最高峰のSEO対策”9″つの戦術

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2012/07/09 | コメント/トラックバック(3) |

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検索エンジンからの評価の判断方法


検索エンジンから評価されているかどうか?
を知る方法とは何か?

このテーマについて私が思うところを書く次第なのだ。

評価指標は検索順位ではない

というのが私の持論だ。

さて、指標は検索順位ではないということには2つの理由がある。

1.一つのキーワードの表示順位は評価のごく一部分に過ぎない

狙っているキーワードでの順位が思わしくない場合であったとしても、評価されていないとは限らない。

上位表示はイス取りゲームのようなものだ。

数千人、数万人がわずか10個のイスを奪い合うという状況を想像してもらうといいだろう。
数万人のライバルがいる状況で、イスを奪えなかったとしても検索エンジンから全く評価されていないとは限らない。

他のキーワードでは上位表示されているかも知れない。

Webサイトへの集客は単一のキーワードによってなされるわけではない。
ページを増やしていくと、数百、数千というキーワードから来訪するようになり、その総和が検索エンジンからの評価である。

単に一つのキーワードだけで評価を計れるものではないということだ。

渡辺隆広氏監修の「αSEO」SEO用語集にはこのような記事がある。

ファインダビリティ(Findability)

このように対象ユーザが多岐にわたる検索クエリを投げてくる可能性が高いケースでは、情報発信プラットフォームとしての最適化度合いを知ることができるファインダビリティの指標を用いるほうが好ましい。
たとえば、ターゲットユーザが検索しうるキーワードを500個程度揃え、各々の検索順位を測定した上で、たとえば1位は30点、2位は29点といった具合に点数に換算し、それらを合算する。
この点数の上限値(本例なら15,000=30×500)と、現在の点数を知ることにより、サイト全体の最適化の達成度が把握できるようになる。

ということである。
このような指標を用いて、サイトを評価した方がより厳密なのである。

2.木を見て森を見ずという状況を避ける

単独のキーワードだけを見ていると大局を見失う。

「キーワードの順位が下がりました。ペナルティなのでしょうか?」

という質問を時々受ける。
そんな時、一つ考えてもらいたいと思うことがあるのだ。
それは、

検索エンジンからの集客が著しく減少していないか?

ということだ。
検索エンジンからの集客がほとんど減っておらず、特定のキーワードだけ順位が下がったという場合は、おそらくはペナルティではない。
(※ペナルティという定義は難しい。ここでは「手動によって順位を下げられる」/「過剰なSEOをアルゴリズムによって検出され順位を落とされる」のいずれかの現象が出現したことを指すものとする)

ペナルティを受けた場合は、様々なキーワードでの検索順位が著しく下がる。
ほぼ全てのケースで検索エンジンからの集客は数分の1とか数十分の1以下といった数に激減する。

もし、検索順位が下がったとしても、検索エンジンからの集客数がさほど変わっていないというのであれば、おそらくはペナルティではない。
一つのキーワードだけを追っていると、このように誤った判断をしてしまうことがある。

木を見て森を見ず。

ということになってしまうわけだ。


さて、やっと本題である(と、言いながらもう記事自体はほぼ終わりなのだが)。

検索エンジンからの評価をどうやって判断すればいいか?
ファインダビリティの上記判断方法はかなり面倒であり、現実的には難しい。

実は簡単な方法がある。

ウェブマスターツールの「検索クエリ」を見ればよい。

折れ線グラフを見れば一目瞭然だ。
もし、検索エンジンからの評価が下がれば、グラフの見た目にはっきりと現れる。
グラフが下がっていなければ問題ない。

逆に徐々に右肩上がりになっているようであれば、検索エンジンからの評価は高まっていると考えられる。

ウェブマスターツールを使って、検索エンジンからどのように評価されているかを時々チェックすることをお薦めするのである。

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2012/07/02 | コメント/トラックバック(1) |

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