ランディングページに注意を払え


今回はSEOの盲点について書いてみたい。

検索エンジンからのランディングページに注意を払え

である。
例として挙げるのが大手輸入家具販売のイケアである。
誰もが知っている会社だから、当然社名である「イケア」と検索するであろう。

当然のことながら、検索結果最上位にはイケアの公式ホームページが表示される。

検索キーワード「イケア」検索結果(イケアの日本公式サイトが最上位に表示される)

ここまではいい。
しかし、
ホーム, キッチン, 家具, ワードローブ, 椅子, ソファ, ベッド, テーブル, IKEA

これをクリックしてみると、

余談であるがタイトル自体実に興味深い。
このキーワードの羅列は一体何だ?SEOのやり過ぎじゃないか?と思って、HTMLのソースを見てみたら、

<meta name=”title” content=”Home, IKEA, furniture, kitchens, beds, chairs, sofas, decorations – IKEA” />
<title id=”txtHtmlTitle”>Home, IKEA, furniture, kitchens, beds, chairs, sofas, decorations – IKEA</title>

titleの記述はこうなっていた。Googleは時にタイトルタグを書き換えることがあるが、この書き換えは賢すぎるってびっくりした。

こういったトップページが開く、
検索キーワード「イケア」からのランディングページ
※クリックすると拡大します

非常に微妙な日本語ページである。
私はこれを見た瞬間に、

「なんて不親切なサイトなのじゃ!本当に日本向けなのか?」

と思った。
まあ、でもある程度日本語に訳されているようなので、なんとか見てみようかと考えたのだが、ここでKitchenをクリックすると、完全に英語ページ。

イケアのKitchenの商品ページ(英語サイト)
※クリックすると拡大します

私は基本的に英語が不得手なので、気持ちは完全に折れてしまった。

しかし、実はイケアには完全な日本語ページがあるのだった。
トップページの上部にEnglish/Japaneseという言語切替のリンクがあることがわかった。
これでJapaneseをクリックしてやると、ちゃんとした日本語ページがあるのだ。

それならば前述の中途半端な日本語ページはない方がいい。
何のためにあるのかよくわからない。

検索エンジンから来る場合このページにランディングしてしまうこと自体が、ちゃんとした日本語ページがあることを隠してしまうため逆に有害である。
せめて、「日本語はこちら」って大きく表記しておいてくれれば、まだいいのだが、私が気がつかないということは、かなり多くの人が気がつかないはずである。


このような極端な例はさすがに少ないが、一度確認をしてみるべきである。
重大な機会損失に気がついていないかもしれない。
GRCなどで順位だけを見ているとこういう重大な問題を見落とす可能性があるのだ。

  1. 狙っているキーワードで上位表示されているにもかかわらず、適切ではない下層ページが表示されているケース
  2. 自社の公式サイトがあるにも関わらず、まったく無関係の第三者が作成したサイトが上位表示されているというケース

1.の場合は、適切ではない下層ページのコンテンツに対して加筆修正をして、ランディングページにふさわしいページに作り変えるのがよい。
あるいは、本来ランディングして欲しいページがキーワードに対して最適化されていない可能性もあるため、最適化を施すことも検討したほうがよいだろう。

2.の場合であるが、口コミなどで評判になった店で、店のレビューばかりが上位表示されて、公式ページが50位ぐらいまで表示されないといったケースを見たことがある。
対処としては、レビューを書いてくれた人に対してお礼をし、店のホームページがあることを伝えたほうがよいだろう。
ある程度の人が、公式ホームページへリンクを貼ってもらえれば、店名で1位表示されるようになるはずである。

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2012/09/10 | コメント/トラックバック(4) |

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