ペナルティでなくても検索順位が大きく下がってしまう原因


順位が大きく下がった場合にはペナルティではないか?
と焦るかもしれない。というか焦る人がほとんどだろう。

しかし、ペナルティとは限らないということを今回は書いておきたいのだ。

※ペナルティという言葉が一般的に使われる状況は実際はあいまいで、二つの意味を含んでいる。
ネガティブな要因によってアルゴリズムによる順位計算の結果大きく順位が下がる場合と、スパムを発見されたことによってオペレーターが手動で順位を下げる「マニュアルアクション」の2種類がある。
詳しくはSEO Japanの記事Google、手動ペナルティをほぼ100%ウェブマスターへ報告をご覧ください。
今回はネガティブな要因によって順位が大きく下がる現象、前述の2つをひっくるめてペナルティということにする。

何故にこのようなお題で書いてみたくなったのかというと、ペナルティではないのに順位が落ちた際に、ペナルティかと思っていじくって逆にまずいことになってしまっているサイトを数多く見てきたからである。

ペナルティでもないのに、ナチュラルリンクも否認してしまったり、サイト構造をユーザービリティやSEO的な観点において改悪してしまったりといったことがよく見られる。
このようなことを防ぐための考慮点についてまとめてみたのだ。

1.クローラーが巡回できなくなっている

これは意外に多い。
レンタルサーバーがスパムに対応するために海外からのアクセスを遮断した結果、Googleのクローラーも弾いてしまっているケースだ。このような場合はGoogleウェブマスターツールで確認できる。
クロールエラーの使い方(Googleウェブマスターツール)という非常に分かりやすく、役立つ良記事がnanapiにあるのでご確認いただきたい。
脱線するのだが、最初この記事を見たときは、

「なんでこんなすごい記事がnanapiにあるのだろう?」

と思ったら、記事の最後を見たら辻正浩氏が書いているとあり「さもありなん」と思った次第だ。
ちなみにこの記事であるが、ソフト404の解説は必見である。

2.一時的に下がっただけ

本当に何も原因がなくても一時的に下がる場合がある。
何も修正しなくても1か月ぐらいしてヒョッコリ順位が戻ったりするようなケースもあるので、スパムにあたるようなことをやっておらず、クローラーが正常に回ってこられているのであれば、とりあえずは静観するのが吉であることが多い。

3.同一ドメインの他のページがある

無料ブログなどを使っているとよく生じる問題である。

同一ドメインで検索上位に表示されるのはたいてい1ページのみである。
そのため同一ドメインで(サブドメインが別でもこの問題は生じる)別のページが自分のページの順位を追い抜くと、自分のページは圏外に飛ぶことが多い。
これはごく普通に見られることでやむを得ないことである。

私としては同一ドメインであったとしても、別の人が管理しているブログであればこのような制限に引っかかるのはGoogleのアルゴリズムが間違っていると思っているのだが、現実はそうなのだから仕方がない。

対応策としては独自ドメインに移転するしかない。

4.ほぼ同一のコンテンツが他のサイトにある

原則的に同一のコンテンツについては検索結果上位に2ページ以上表示されない。
代表的なページのみが上位表示されて、あとは表示されなかったり検索順位が著しく下になる。
代表的(とGoogleがみなす)なページと、自分のページの評価が非常に近くても順位は大きく隔たってしまう。

2ちゃんねるのまとめ系サイトを運営しているWebマスターが順位が下がったと言って、Googleに怒りをぶつけているといったケースを見たことがある。
Googleはそもそもその種のサイトを評価しないと最初から明言しているのだから、その種のサイトを作ってGoogleが評価しない怒るのはお門違いなのだ。

アフィリエイトをやるのならまとめサイトではない他の手法を選んでもいいはずだ。
それにもかかわらず、わざわざGoogleが評価しないと言っているまとめサイトをやるのであれば、Google以外から集客を考えるべきなのだ。

5.コンテンツに価値がない

そもそもコンテンツに価値がないケースである。
コンテンツにさほど有用性がなくても順位が上昇する場合もなくはない。

しかし、アルゴリズムの進歩や順位の再計算によってこのようなコンテンツはいずれ順位が下がる。
順位が下がったのは、

あるべき順位に落ち着いた

ということなのだ。
今までの順位のあたりの周辺のサイトと自サイトを冷静に見比べてみて、価値が相応だと思えるかどうかを一度考えてみるのはよいことである。
今の順位が不当に低いと思えば腹が立ったり困惑したりするだろうが、もともとが良すぎだったと思えば納得できるはずだ。これから上げていけばいいと腹をくくるか、あるいはこんなもんで相応だと納得すればいいのだ。


なんにせよ、ペナルティ以外の要因によって検索順位が大きく下がることがあるということを覚えておくのがよい。
これらとペナルティを峻別するため一番大切なことは「気持ちを落ち着けて冷静になる」ことであると最後に述べておくのである。

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2014/06/16 | コメント/トラックバック(0) |

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