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SEO業は何処へ行けばいいのか



今回はちっとも役に立たない話なのだが、すごく重要で、とんでもない難問について書いてみたいのだ。

SEO業というビジネスモデルはどうなってしまうのか?

というのがテーマだ。
近年、パンダアップデート・ペンギンアップデートに代表されるように、Googleのアルゴリズムは大きく進歩している。

アルゴリズムというのは、検索を行った際の順位決定の計算方法である。

とくにこの2種類の動物の名称で呼ばれる順位決定の計算方法の変更は、人為的な順位操作を排除することを目的としている。
(パンダは実際は人の名前だそうですが)

人為的に順位を操作することは徐々に難しくなっており、その延長上にこの2つの変更もあるに過ぎないが、更に厳しくなっていくだろう。

最近はコンテンツを作ることがSEOであるとSEO業者を含む多くの人が語るようになってきた。
つまりテクニックではなく、コンテンツそのものの善し悪しが決定的に重要になったということなのである。

これはSEO業者にとって、今までのありかたを否定するということに等しい。
SEO業者はコンテンツの良し悪しはひとまずおいておいて、SEOのテクニックによって順位を上げることを生業としてきた。
ところが、テクニックよりもコンテンツが重要だと言うのであれば、SEO業者の存在意義がどこにあるのか難しい。

SEO業者は基本的にコンテンツを作ることはできないからである

コンテンツを作るのは、あくまでWebサイトを運営する側の仕事である。

たまにSEO業者がロングテールSEOを目的として、大量のコンテンツを人員を動員して作るというケースもある。
しかし、ほとんどの場合コンテンツが面白くなくリンクは集まらず、上位表示はまずできない。

自然なリンクを集めるには、良いコンテンツを作るしかない。

  1. 心を揺り動かすコンテンツ
  2. 役に立つコンテンツ

このいずれかを作り上げる必要がある。
しかし、これはいわゆるSEO業者にはほとんどできない芸当である。
良いコンテンツ上位に表示されるというのは、単にGoogleの根本的構築原理に沿えばいいという話であって、そこにはSEOのテクニックが介在する要素はない。

従って、SEO業者による「コンテンツ重視による」「上位表示の実現」とは一種の矛盾である。

ではこれからSEO業者はどうするべきなのか?どう生きていくべきなのか?

ということをいつも考えたり、思ったりしているのだ。
漠然とであるが、今考えているのが以下の4つである。

1.さらに巧妙に被リンクを作り今までどおり上位表示対策を継続する

ほとんどのSEO業者はこのような対応を取るだろう。
あるいは取らざるを得ないとも言える。

今まで、この経営戦略は通用してきたので、これからも通用すると信じて頑張るという選択肢だ。

しかし、私はこれに対して懐疑的である。

住太陽氏の「SEO 検索エンジン最適化 ブログ」にこのような記事がある。
Googleは不自然リンクの問題を解決できるかから引用しよう。

Googleが極めて高い精度で不自然リンクを見抜けるようになるのは時間の問題。その他の様々なトリックについても同様
そもそも論で言えば、Googleが公式に「PageRank の操作を意図したリンク」に言及した時点(2002年?)でカウントダウンが始まっていたと考えるべき

私も基本的に同意見である。
いずれはリンク操作によるSEOは通用しなくなる、あるいはナチュラルに見せかけるためのコストがかかりすぎて、成立しなくなると考えている。

私の祖父は桶屋を営んでいたのだが(風が吹けば儲かるって職業?)、プラスチック製品の普及により急速に市場が縮小し全く商売が成り立たなくなった。

外的状況の変化により、全てのビジネスはこのようなことが起こりうる。
常に変わる事ができる準備が必要だと思うわけだ。

いずれ、被リンクによるSEOにもこのような事態が起こるだろう。
桶屋で言えば、プラスチック製品が世の中に出回りはじめた頃ぐらいの状況だと思う。

2.ナチュラルなリンクを得るための定型化されたメニューの提供

・アイオイクス社のインフォグラフィック作成サービス
・バーグハンバーグバーグ社の変てこなコンテンツを作るサービス

これらの会社が制作したものをSEOの専任者であれば目にしたことがある人も多いだろう。

バーグハンバーグバーグ社は、アイレップ社のPRを行なっていて
溜池山王へアイレップ会社移転 ~巨人に踏まれたので本社移転します~
をご覧になった人は多いだろう。
私も、SEOの重鎮渡辺氏が巨人に踏まれている姿を見て、少なからず衝撃を受け思わず拡散したり、ソーシャルブックマークしてしまったりした。またこの記事からもリンクしている。まんまと思う壺にハマっているわけである。

このように狙ってソーシャルでの拡散、及び被リンクを集めるという戦略はこれからのSEOの主流になるかもしれない。

3.SEOに適した内部構造のコンサルティング

ページ同士の検索結果内での共食いを防いだり、
重複コンテンツにならないようなページ遷移や、方法をアドバイスしたり、
モバイルとPCの振り分けといった難しい部分についてサポートしたり、
AjaxのコンテンツのSEOをサポートしたり、

といったSEOの純粋にテクニカルな部分のコンサルティングを行うというサービスだ。
これはニーズはあるけど、大きなWebサイトでもない限り導入する事例はなかなかなさそうだ。

4.SEOを含めた総合的なコンサルティング

松尾茂起氏のWEBライダーなどがこれに該当するだろう。
SEOだけでなく広範囲な知識と経験を有し、あらゆる確度からアドバイスするというサービスだ。
このレベルになるとSEO業者という枠には収まりきらなくなる。


まとめてみよう。

  1. SEOの高度なノウハウの提供
  2. 広範囲な知識・経験によるコンサルティング
  3. オンリーワンとも言える特徴あるサービスの提供

といったサービスを提供できるSEO業者が残り、Webサイトを運営する側の内部のSEO担当者の業務領域になるのではないか?
というような気がしているのである。

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