今回のお題であるが、
である。
私は別に倫理上の問題でウェブマスター向けガイドラインを守るべきだというつもりではない。
それこそが実利に叶うからである。
ウェブマスター向けガイドラインに従っていないサイトでも、上位表示しているサイトは確かに沢山ある。
だからといって、ガイドラインを積極的に破ったほうが上位表示するというわけではない。
というようなことも言われているが、これは正しくない。
ガイドラインに沿ったサイトを上位表示するべくGoogleは作られている。
そうでないサイトで上位表示されているというのは、その点においてGoogleが不完全であるからだ。
Googleはガイドラインに沿ったサイトのみを上位表示させるように常に進化を続けている。
したがって、ガイドラインに沿っていないサイトは常に順位の大幅下落、あるいはインデックス削除の危険があるのだ。
サイトが使い捨てならそれでもいい。
今だけ上位表示すればいいというのであれば、Googleの不完全さを突くためにガイドラインを破るという戦略はありだろう。
しかし、永続的にサイトを繁栄させたいのであれば、危険を冒さないほうがよい。
ガイドライン違反は常につかまる可能性がある。
というような言葉も聞かれる。
Googleの不完全さを突こうとすると、常に穴は塞がれていくから、別の穴を見つけなくてはいけなくなる。
だから、「数カ月前のSEO手法は使えない」といった言辞が出てくる。
穴を発見するために労力を掛ける、そしてサイトを修正する。
これは非生産的である。
そんなことをしている暇があったら、コンテンツを充実させたほうが生産的だ。
正しいやり方でコンテンツを充実させれば、確実に資産として残る。
正しいやり方でコンテンツを作れば、様々なキーワードで集客できるようになってくる。
また、徐々にではあるが検索順位も上がってくる。
最近であるが、海外SEO情報ブログが「SEO」というキーワードで検索順位が8位まで上がってきたことを書いておきたい。
SEOというキーワードは上位表示することはブランドあるいは実力のPRにつながるので、SEO業者がしのぎを削って戦いを繰り広げているキーワードである。
当然のことながら超激戦のキーワードであり、
単純な検索ヒット数:907,000,000件
タイトル内に「SEO」を含むヒット数:47,700,000件
という激戦区である。
SEO対応のテンプレートを海外SEO情報ブログは使ってはいるが(ちなみに当ブログも同じテンプレートを使っている)、他にはSEOのために特別なことは何もやっていない。
それでも、コツコツと読者の信頼を積み上げることで、激戦を制することができることを証明したと言っていい。
SEOのテクニックや穴なんかをわざわざ狙う必要はないのである。
Googleの行き着く先は決まっている。
それがウェブマスター向けガイドラインで書かれているもの。
検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトに対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
これに集約されると言っていい。
Googleはこの方向に向かって進化している。
この方向に向けてサイトを作っていけば、Googleが進化すればするほど、自サイトは有利になっていくということである。
結論としてはSEOのテクニックなどを追求する必要はなく、ユーザー視点で有用なコンテンツを作っていくことに注力すればいいということなのだ。
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