検索エンジンからの評価の判断方法


検索エンジンから評価されているかどうか?
を知る方法とは何か?

このテーマについて私が思うところを書く次第なのだ。

評価指標は検索順位ではない

というのが私の持論だ。

さて、指標は検索順位ではないということには2つの理由がある。

1.一つのキーワードの表示順位は評価のごく一部分に過ぎない

狙っているキーワードでの順位が思わしくない場合であったとしても、評価されていないとは限らない。

上位表示はイス取りゲームのようなものだ。

数千人、数万人がわずか10個のイスを奪い合うという状況を想像してもらうといいだろう。
数万人のライバルがいる状況で、イスを奪えなかったとしても検索エンジンから全く評価されていないとは限らない。

他のキーワードでは上位表示されているかも知れない。

Webサイトへの集客は単一のキーワードによってなされるわけではない。
ページを増やしていくと、数百、数千というキーワードから来訪するようになり、その総和が検索エンジンからの評価である。

単に一つのキーワードだけで評価を計れるものではないということだ。

渡辺隆広氏監修の「αSEO」SEO用語集にはこのような記事がある。

ファインダビリティ(Findability)

このように対象ユーザが多岐にわたる検索クエリを投げてくる可能性が高いケースでは、情報発信プラットフォームとしての最適化度合いを知ることができるファインダビリティの指標を用いるほうが好ましい。
たとえば、ターゲットユーザが検索しうるキーワードを500個程度揃え、各々の検索順位を測定した上で、たとえば1位は30点、2位は29点といった具合に点数に換算し、それらを合算する。
この点数の上限値(本例なら15,000=30×500)と、現在の点数を知ることにより、サイト全体の最適化の達成度が把握できるようになる。

ということである。
このような指標を用いて、サイトを評価した方がより厳密なのである。

2.木を見て森を見ずという状況を避ける

単独のキーワードだけを見ていると大局を見失う。

「キーワードの順位が下がりました。ペナルティなのでしょうか?」

という質問を時々受ける。
そんな時、一つ考えてもらいたいと思うことがあるのだ。
それは、

検索エンジンからの集客が著しく減少していないか?

ということだ。
検索エンジンからの集客がほとんど減っておらず、特定のキーワードだけ順位が下がったという場合は、おそらくはペナルティではない。
(※ペナルティという定義は難しい。ここでは「手動によって順位を下げられる」/「過剰なSEOをアルゴリズムによって検出され順位を落とされる」のいずれかの現象が出現したことを指すものとする)

ペナルティを受けた場合は、様々なキーワードでの検索順位が著しく下がる。
ほぼ全てのケースで検索エンジンからの集客は数分の1とか数十分の1以下といった数に激減する。

もし、検索順位が下がったとしても、検索エンジンからの集客数がさほど変わっていないというのであれば、おそらくはペナルティではない。
一つのキーワードだけを追っていると、このように誤った判断をしてしまうことがある。

木を見て森を見ず。

ということになってしまうわけだ。


さて、やっと本題である(と、言いながらもう記事自体はほぼ終わりなのだが)。

検索エンジンからの評価をどうやって判断すればいいか?
ファインダビリティの上記判断方法はかなり面倒であり、現実的には難しい。

実は簡単な方法がある。

ウェブマスターツールの「検索クエリ」を見ればよい。

折れ線グラフを見れば一目瞭然だ。
もし、検索エンジンからの評価が下がれば、グラフの見た目にはっきりと現れる。
グラフが下がっていなければ問題ない。

逆に徐々に右肩上がりになっているようであれば、検索エンジンからの評価は高まっていると考えられる。

ウェブマスターツールを使って、検索エンジンからどのように評価されているかを時々チェックすることをお薦めするのである。

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2012/07/02 | コメント/トラックバック(1) |

カテゴリー:essence

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