上位表示のノウハウを教えてもらう必要などない!外部リンク編No.1

superficial

当ブログはSEOをテーマにしているにもかかわらず、順位を上げるという取り組みについて全く書いて来なかった。
狭義の意味でSEOというと、世間では上位表示のことを指している。そういう意味では私のブログはSEOブログとは言えないのかもしれない(実際にはSEOは上位表示を指すわけではない)。

そんなわけで、今回はいわゆるSEOブログっぽい記事を書いてみることにしたわけだ。

今回のタイトルの半分は釣りだが、半分は本気である。

「上位表示のノウハウを教えてもらう必要などない!」
という扇情的なタイトルをつけたのにはわけがある。
もっと別の言い方をするととたんにわかりやすくなる。では言い換えてみよう。

「上位表示のノウハウを隠すことはできない!」

ということである。
上位表示しているサイトはなぜ上位表示されているのか?
そのノウハウは全て公開されている。いや、隠すことができないのだ。

こんなキーワードを分析してみよう。

「タラバガニ」

なんで、こんなキーワードかというと、私の好物であり、今、お歳暮の時期でこれもらったら嬉しいなって思ったりしたからである。
さて、このキーワードであるが、ヒット数は330万件といったところで超ビッグキーワードという程のものではない。
月間の検索数は、Google AdWordsキーワードツールで見てみると、部分一致で27,100回、完全一致で5,400回というレベル。
このキーワード単体だけが上位表示されても、それだけでビジネスが成立するという回数ではないが、この程度のキーワードで上位表示できるスキルを持つというのは一つの目標になるかと思う。

さて、このキーワードで上位表示しているサイトを見てみよう。

No.1はタラバガニ – Wikipedia
言わずと知れた、wikipediaである。
wikipediaはオーソリティサイト(権威のあるサイトとGoogleが認識しているサイト)であり、この項目が上位表示されるのは当たり前すぎるほど当たり前である。
オーソリティーサイトについて詳しく知りたい、あるいはなぜ上位表示されるか知りたい人は、SEMリサーチの記事を御覧いただきたい。

No.2はタラバガニ 北海道よりお取り寄せ通販! 北のグルメ便
通販サイトである。

現在でも上位表示のためにはやはり被リンクが大きな比重を占めている。
なので、被リンクを調べてみよう。
YSE(Yahoo! Site Explorer)がサービス終了してしまったため、他の方法を使うしかない。
なので、Open Site Explorerを用いる。
※これで不十分な場合、Googleでこんな検索をして補う。

1)”北のグルメ便” -site:www.kitanogurume.com/
2)”www.kitanogurume.com/” -site:www.kitanogurume.com/

特に2)の検索はかなり使えると思っている。被リンクそのものを見ることはできないが、リンクを含む言及をかなり網羅的に見ることができる。
1)2)及び、Open Site Explorerを併用して見ると外部リンクのかなりの部分を調査することが可能だ。

高橋物産株式会社公式ホームページ
商品紹介サイト
札幌市中央卸売場外市場ホームページ

これらのような自社の運営下にある別ドメインからのリンクがあることがわかる。
サテライトサイトというようなレベルではなく、きちんと作り込んである別サイトからのリンクのパワーは強い。

また、こんなサイトもある。
《激安カニ比較》北海道産の蟹(かに)通販人気ランキング!
北のグルメ|おせち宅配 カニをお取り寄せ

上記のサイトはアフィリエイトのサイトであるが、アフィリエイトのタグではなく直接リンクが貼られている箇所がある。
アフィリエイト広告を使うと、直接リンクを貼ってくれるようなこともあるようである。
(あるいは、アフィリエイト広告を一旦停止した時期があり、その間アフィリエイターがページを削除しなかったのかもしれない。それであれば、これは被リンクをもらう裏技ってことになるかも)

その他、
日本全国 特産品・名産品・地産品・特産物のインターネット見本市 ひのき舞台

こういうところに掲載していたり。

はてブ

などにも地味に掲載されていたり。

あと、企業ページでありながらこれだけリンクを得た理由を考えると、実際に口コミがプラスにSEOで働いているのがわかる。
それほどの数ではないが、口コミでも取り上げられている。
Topsyのページを見るとわかる。
この程度の数であれば、企業活動を行なっている会社であれば、ちょっと顧客に広めてもらうぐらいのレベルで可能だろう。
(忘れてはならないのは、ホームページ内に掲載されている写真の美しさである。食欲という欲求を喚起させる素晴らしい出来だ)

丹念に見ていくと被リンクがバラエティに富んでいることがわかる。これことまさにGoogleが評価するリンクだ。それでいて、一つ一つを見ていくと、自力で何とかなる被リンクばかりである。

この会社自体マスコミに取り上げられたということもあるが、言及数がそれほど際立って多いとは言えない。

取り立ててSEOを行わなくても、採用活動や、営業活動などの外部へのPRを行っていくと、自社ホームページへの言及数で1万以上を稼ぐことは難しくはない。意識してやっていなくても数千件の言及数がついているのはごく普通である。

結局のところ、外部リンクを購入しなくても、企業サイトでもリンクはもらえるということだ。
ここまで書いてきて結局、SEOのテクニックの話ではなくなってしまったので、来週は外部リンクのテクニックについて書いてみたい。

コメント

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