イメージ画像

6つのSEOを外注してはいけない場合



今回のテーマはまたしてもSEO業者に関する話題である。

SEOを外注してはいけない場合

である。
SEOを外注してはいけない場合はかなりあるものだ。
私は様々な人からSEOの相談を受けるが、
「それならSEOを発注してはいけません」
とアドバイスをせざるを得ないようなケースである。
意外にあるものだ。

1.何のためにSEOをするか目的が定まっていない

嘘のような話なのだが、目的が定まっていないという場合がある。
Web担当者がいなかった会社が社外から担当者を引っ張ってきた当初、
まずはSEOしなくては・・・。
などと意味がわからないことをWebの担当者が言い出すケースもある。

SEOの目標を明確にする必要がある。
あるいはSEOをする必要がないこともあるので熟慮が必要だ。

私は全てのWebサイトにおいてSEOが必要だとは考えていない。
取引先を新規で開拓する意図がないといった場合であれば、強いてSEOを行う必要はないのである。

2.サイトができていない

自サイトに訪問者があったとしても、アクションに繋がらない場合。

  • デザインやコンテンツの質が低い
  • サイト全体に信頼感がなくユーザーに不安感を抱かせる
  • 提供する商品やサービスの長所が明確になっていない
  • 申し込みフォームが正常に作動していない

色々なケースがあるが、上記のような欠点がある場合が代表的なものである。
嘘のような話だが、申し込みフォームが正常に作動していないなんてケースもままある。
これではいくら集客しても意味がない。
SEOを行う前にサイトは改善されなければならない。

3.SEOすべきキーワードを理解していない

キーワードの検索数を把握していなければ、SEOを外注しても意味がない。
お金をドブに捨てるようなものだ。
これまた笑い話のような感じだが、実際にあることだ。

「うちは、調理器具メーカーだから、調理器具ってキーワードで上位表示して欲しい。」

って言われるようなケース。
そんなキーワードで仮に上位表示したとしても、自社の顧客になる人は来ませんから・・・。

もう一つ、

「高性能 パソコン ってキーワードで上位表示して欲しい。これは我が社のブランディングのために必要。」

っていうような要望。
ほとんど検索数ないので、売上増にも、ブランディングにもつながらない。
やるだけ無駄ですから・・・。

極端な例のように感じられるが、実際あることだ。
(とはいえ、上記の例は実際の質問と少々ずらしてはある)

キーワードの有効性についてまったく理解がないのであれば、SEOの外注を行うべきではない。
※キーワードの選定から含めてコンサルティングしてもらうのであれば、良いかも知れないがそれでもあまりお勧めはしない。

4.現在のアクセス数・コンバージョン数を把握していない

これらを把握していなければ、費用対効果を測定することができない。
SEOを行なっても費用対効果に見合わなければ、施策を止めることを検討しなければならない。
しかしながら、現状把握ができていなければそれすらもできないのである。

5.Googleのウェブマスターツールについて理解していない

GoogleはWebサイトの運営者に対し、ウェブマスターツールという無償のサービスを提供している。
スパム的な施策を行ったとGoogleが認識した場合に警告を送ってくれたり、自サイトが検索結果に何度表示されたかといった情報を教えてくれる非常に便利、かつSEOにおいて基本となるサービスだ。
Webサイトの運営者はこれを日々使って、Googleから自サイトがどう評価されているかを把握する必要がある。
これをまったく使ったことがないならば、自サイトが現在どういう状況になっているか把握できていない状況にある。
まずは、ウェブマスターツールを使いこなさなければならない。

参考:Googleウェブマスターツールは基本だ

6.SEOスパムについて理解していない

SEOを外注した場合に、SEO業者が採る対策は千差万別である。
その対策がスパムかどうかを判断できなければ危険だ。
SEO業者はたいていSEOのプロであるが、顧客のサイトが成功するかどうかというところに責任を負ってはいない。だから、いい加減な対策を行なってしまうことも残念ながらある。
いい加減な対策の結果、上位表示すれば成果報酬をもらうことはあっても、ペナルティを食らって顧客のサイトが壊滅的な打撃を受けたとしても罰金を払う会社はまずない。
だからこそ、Webサイトの運営者は自衛する必要があるのだ。
下記の参考URLの記事を読んで、担当者が理解出来ないのであれば、場合によってはWebサイトの制作業者などに下記の観点に基づき助力を仰いだ方がよい。
自社の利益を第一に考えてくれて、助力してくれる人もいなければSEOを外注してはいけない。

参考:
SEO外注契約の8つの注意点
SEO業者の選び方
Google社公式記事 検索エンジン最適化(SEO)


SEOは金だけ出せばうまくいくというものでは決してない。
Webサイトの運営者側が主体的に関わる必要がある。
そもそもWebサイトというものは、運営者が主体的に関わろうとしなければ100%成功はありえない。
SEOはWebサイトの根幹をなす大きな要素だ。それゆえに、主体的に関わらなければSEOもうまくいかないのである。

タグ

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

トラックバック

  1. [...] 6つのSEOを外注してはいけない場合 [...]

コメント

  1. 伊藤公助 より:

    ウェブマスターツールに関しては、業界の権威の方も発信していますが、これは本当に導入して欲しいですね。(制限機能付のバージョンでも良いので共有もして欲しいです)

    > SEOは金だけ出せばうまくいくというものでは決してない。
    > Webサイトの運営者側が主体的に関わる必要がある。
    > そもそもWebサイトというものは、運営者が主体的に関わろうとしなければ 100%成功はありえない。

    その通りだと、思います。
    逆にクライアントが協力的な場合は、かなりの確率で、流入数、CV数ともにアップしている事が多いです。
    気持ち的にも協力的なクライアントには、最大限応えたいと思いますし。

    もちろん、僕も積極的にクライアントに協力を依頼ししています。
    この壁を突破出来ると、成功率は飛躍的にアップすると実感出来ていますし。

    • tamu より:

      コメント有難うございます。
      結局Webサイトって運営者が主体的に関わってはじめて全てにおいて成果が上がるというものですよね。
      SEO業者はその後押しをしてやるというだけで。

      今までのSEO施策では上がりにくくなってきているし、成果も出にくくなっていることもあり、お客様を動かす力を身につけることが、SEO業者にとってますます重要になってきているように思います。

  2. 徳田 裕希 より:

    たむさん。参考になりました。ありがとうございます。
    SEOは知識があまり無い方が手を出す施策としてはあまりにもリスキーな施策になりましたからね。業者側の説明責任もありますが、インハウス担当者さんが過剰にSEOに期待してしまっていたり、業者に任せきりだと危ないなと感じます。

    「とりあえずリンクだけ貼ってくれればいいから」みたいな依頼を頂く事も
    あるのですが、そういった場合、「その目標・目的を達成する為の施策としてリンクビルディングが本当に相応しいですか?」と確認しながら案件を進めるようにしています。

    せっかく相談して下さっているので、クライアントには成功して貰いたいですし、我々も実施した施策に価値を感じてもらいたいので、最初の認識のすり合わせ・目標・目的・KPI設定に時間をかけて、クライアントと弊社で二人三脚で頑張ろうという空気を作れるようにしています。

    • tamu より:

      徳田さん
      御覧頂いてありがとうございました。
      この記事をご覧頂いた方、徳田さんのところでしたら頼んでも大丈夫ですよ(でも日本語のSEOをしていないのが玉にキズですがw)

      SEOのKPIって難しいですよね。
      訪問数を増やすことはSEOだけで比較的容易ですが、コンバージョンとなるとSEOだけではできないので、どう考えるかですね。
      いつもそこは悩みどころって感じです。


コメントをどうぞ

このページの先頭へ