Google検索順位下落・ペナルティ 診断と対処66項目

essence

前回、当ブログの更新で「Googleペナルティ判定フローチャート」を作成した。
順位が下落した場合に、
「この順位下落はペナルティのためなのか?」
を判定するためのフローチャートである。

さて、これによってペナルティであったということがわかったら、

①何がペナルティになっているのか原因を知りたい
②原因がわかったら解決方法を知りたい

という次の段階になってくるだろう。
今回の記事はこの2つの問いに答えるためのものである。
またペナルティというほどではなくても、順位下落につながるような要因も多数存在しているため、合わせて記載してある。

考え方としてはSEOという実務における実用性だけに着眼して作成している。
極力この診断表だけ見ればわかるというように作っているが、当該項目についてより深く知りたい、あるいは補足的な情報が必要な場合は参考URLを記載しているので、是非ご覧頂きたい。

診断表の見方であるが、

①分類: 内部施策・外部施策の別
②Penalty: この項目に該当するとペナルティに該当するか
③影響:
  3:インデックス削除といった甚大な影響があり得る
  2:大幅な順位下落があり得る
  1:小幅な順位下落があり得る
  0:原則的に影響なし

また、診断表中に書いていない共通事項について述べておく。
もし、ペナルティであったならば該当の対策を行って、その後再審査リクエストを行うこと。

※再審査リクエストについては下記が詳しい
海外SEO情報ブログ | Googleペナルティ解除のための再審査リクエスト送信のコツ

最後になるが、順位下落について原因を正しく特定するのは難しい。
診断表の中にないような要因によって起こることもあるし、原因が複合していることも多々ある。
それでもこの表が活用されることで、少しでもウェブマスターの心が晴れることがあれば幸いである。

PDF版ダウンロードできます

番号

分類

Penalty

影響

項目

診断(参考URL)

対処(参考URL)

1

内部

3

複数のページでcanonicalの設定を特定のページに向けてしまっている。

HTMLを確認する。

参考

正しくcanonicalを設定する。あるいはcanonicalを除去する。

http://www.i-pocket.co.jp/blog/?p=1947

2

内部

1

ペナルティを受けているページにリンクを貼っている

リンク先のページがペナルティを受けているかを判定する。

参考

リンクを外す。

https://minnano-seo.com/essence/post90/

3

内部

3

クローキング(検索エンジンとユーザーに別のHTMLのソースを見せること)

クローキングを意図していなくてもサイトにマルウェアなどが感染させられると、クローキングとみなされることもある。その場合はウェブマスターに直越メールが届く。

参考

参考URLを元に対策する。

参考

http://www.google.com/support/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=163633

http://www.google.com/support/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=163633

4

内部

3

小さすぎる文字の利用

意図的に行っていれば修正を行う。

ユーザーが文字を読めるようにする。

5

内部

3

背景と類似色を用いることによる隠し文字がある

意図的に作成していない場合でも起こり得るのでHTMLとCSSをチェックする必要がある。また、実際は目に見えていても、スパム判定されるケースがある。

ユーザーが文字を読めるようにする。また、CSS・HTMLの両方で色を指定することがないようにする。

参考

http://allabout.co.jp/gm/gc/23900/

6

内部

3

noframes タグの中に無関係のキーワードを詰め込む

意図的に行っていればすぐに判別可能。テンプレートに埋め込まれている場合もありうるので、HTMLを確認したほうが確実。

HTMLを修正する。

7

内部

3

noscript タグの中に無関係のキーワードを詰め込む

HTMLを確認する。ブログパーツ・テンプレートなどにスパム的alt属性が埋め込まれていることもあるので注意。Lynxなどのブラウザで確認する方法もある。

HTMLを修正する。

8

内部

3

display: none / text-indent: / visibility: hidden などを悪用する

意図的に行っていればすぐ判別可能。意図していなくてもスパム的な使い方になっている場合もあるのでLynxなどのブラウザで確認する。

修正する。

参考

http://www.seotemplate.biz/blog/620/

9

内部

3

小さい画像に対してalt属性が付与されている

HTMLを確認する。ブログパーツ・テンプレートなどにスパム的alt属性が埋め込まれていることもあるので注意。Lynxなどのブラウザで確認する方法もある。

altを修正する。
・ボタン、区切り線、スペース調整のための画像は””にする

10

内部

3

隠しリンクを使用している。

意図的に作成していない場合でも起こり得るのでHTMLとCSSをチェックする必要がある。また、実際は目に見えていても、スパム判定されるケースがある。

参考

ユーザーが文字を読めるようにする。また、CSS・HTMLの両方で色を指定することがないようにする。

参考

http://allabout.co.jp/gm/gc/23772/

http://allabout.co.jp/gm/gc/23772/

11

内部

3

隠しフレームを使う、または小さすぎるフレームを使う

意図的に行っていればすぐに判別可能。小さすぎるフレームを使ってしまうことは、HTMLのコーディングのミスなどによっても起こる。またテンプレートに埋め込まれている場合もありうるので、HTMLを確認したほうが確実。

HTMLを修正する。

12

内部

2

ブログパーツなどに不正なリンクが仕組まれている

HTMLを確認する。Lynxなどのブラウザで確認するのもよい。

ブログパーツなどを除去する。

13

内部

2

画像から読み取れる内容と異なるalt属性のテキスト

HTMLを確認する。ブログパーツ・テンプレートなどにスパム的alt属性が埋め込まれていることもあるので注意。Lynxなどのブラウザで確認する方法もある。

altを修正する。
・ナビゲーションのボタンなどであれば、中に入っている文字そのまま
・何かの情景写真であれば、情景を説明する文面(あくまで写真から読み取れる内容にとどめる)
・ボタン、区切り線などであれば””にする

14

内部

1

em/strongを多用する。

HTMLを確認する。

HTMLを修正する。

15

内部

0

強調タグ(b/em/i/strongなど)をCSSで目立たなくする

診断不要。

対処不要。

参考

http://www.seotemplate.biz/free-seo/2050/

16

内部

1

フィッシング、ウイルス、トロイの木馬などがリンク先に含まれる

セーフ ブラウジングでリンク先サイトを診断する。

参考

リンクを外す。あるいはnofollowをつける

http://www.suzukikenichi.com/blog/google-safe-browsing/

17

内部

1

内部リンクの一貫性が崩れている

同一のコンテンツに対して、複数のURLでリンクするようになっていないか確認する。
例)hoge.com/index.html ・ hoge.com/ ・ hoge.com/index.php
といった複数のURLでリンクするようになっていないか

内部リンクの一貫性をチェックし修正する。

18

内部

1

発リンクが多すぎる(200箇所以内ぐらいに抑えたほうがベター)

厳密にリンクの数を数えるというよりは、不自然な発リンクが多数存在するかということを利用者の目線で確認する。

発リンクを減らす。

19

内部

1

リンク切れが多数ある

ウェブマスターツールのクロールエラーはあまり参考にならない。右記のようなリンク切れのチェックツールで確認する方が確実。

参考

リンク切れを修正する。

http://www.umechando.com/webex/

20

内部

0

アフィリエイトのタグを貼った

タグを通常考えられる程度の数を貼っただけであれば問題ない。

タグを数十も貼ったという場合は適正な数まで減らす。タグのHTMLがW3C準拠になっていないことが順位下落の原因になっているというように気にする人もいるがそれは関係ない。

参考

http://www.google.com/support/forum/p/webmasters/thread?tid=3ca26ab2293208be&hl=ja

21

内部

3

クローリングの阻害要因がある

ウェブマスターツールのクロールエラー、クロールの統計情報を確認する。ウェブマスターツールが使えない場合は、robots.txtや.htaccessを目視で確認する。

クローリングできるようにrobots.txt / .htaccess を修正する。

参考

http://memorva.jp/memo/website/robots_txt.php

22

内部

3

サイバー犯罪に多用されるドメインを用いている。

2011/8現在 対象ドメイン 「.co.cc」 「.rr.nu」「.co.tv」

URLを変更するしかなく、ページランクを新しいURLに引き継ぐことは不可能。あまりマイナーなドメインは使わないほうが無難。

参考

http://www.domainsnews.net/domains-news/co-cc-rr-nu-co-tv.html

23

内部

3~0

サーバの停止・もしくはドメインの期限切れなどによりアクセスできない期間があった。

正常にコンテンツにアクセスできるかどうか確認する。

正常にアクセスできるように対処する。
アクセスできなかった期間が1日程度ならば、アクセスできるようになればほぼすぐインデックス・ページランクは回復する。
期間が数日以上にわたる場合は、sitemap.xmlを作成してウェブマスターツールから送信すると、インデックス、ページランクの回復を早められることがある。
サーバのメンテナンスで一定時間停止する場合は、ステータスコード503を返すようにしておくと影響を回避することができる。

参考

http://www.google.com/support/forum/p/webmasters/thread?tid=4426f01172e71d52&hl=ja

24

内部

3~0

CMSシステムの不具合

あるURLでアクセスし、同一のURLで後でアクセスして正常にアクセスできたり、生成されるコンテンツが正常であることを確認するなどのテストを行う。

重大な不具合があった場合は大きな損失が発生することがあるので、CMSの実装・テストは慎重に行う必要がある。

25

内部

2

本来想定されないURLでのアクセスが可能になってしまっている(IPアドレスや、レンタルサーバーの名称のドメイン)

レンタルサーバーの設定を調べて、そのアドレスでアクセスが可能かブラウザにURLを入力して調べる(例 hoge.sakura.ne.jp / 123.234.012.234)。また、アクセスが可能であった場合は、そのURLをsiteコマンドで検索して、検索に自サイトが出力されると、これが順位下落の原因になっている可能性が高い。

本来想定されないURLでアクセスされた場合は、301リダイレクトで本来のURLに転送する。あるいは、ステータスコード404が返るようにする。

26

内部

2

中古ドメインのパワーが失われた(ページランクが偽装だった)

ページランクがあるように見える中古ドメインを手に入れた場合に起こる場合がある。手に入れた中古ドメインにページランクがあるわけではなく、他のページランクがあるドメインから301リダイレクトされてページランクがあるように見えているケースである。このような場合は301リダイレクトが解除されたら、ページランクを失う。

対処法はない。

27

内部

2

URLの命名規則を変えた (例 .php → .html)

URLの命名規則の変更は意図的な変更なので診断は容易。

命名規則を変更した場合は、旧URLでアクセスされた場合には新URLに301リダイレクトするようにする。

28

内部

1~0

PC用とモバイル用で同一のコンテンツが別のURLで存在する

Mobile Link Discovery を正常に設定しておけば重複コンテンツだとみなされる恐れはないので確認を行う。

参考

Mobile Link Discoveryが設定されていない場合は、設定を行う。

参考

http://www.sixapart.jp/docs/tech/mobile_link_discovery_ja.html

http://www.google.com/support/forum/p/webmasters/thread?tid=62973daa1eda5094&hl=ja

29

内部

1~0

レスポンスが悪化している

ウェブマスターツールのクロールの統計情報から確認する。また、レスポンスを測定するツールも数多く存在するのでこのようなものを利用するのもよい。

参考

レスポンスを悪化させる要因を除去する。例)不要なプラグインの除去、キャッシュ機能の改善、外部システムとの連携の削除、画像の圧縮・縮小など 
とはいえ、体感速度として明らかに遅いという感じがなければほぼ順位に影響しないと考えられる。

参考

http://www.suzukikenichi.com/blog/google-adds-site-speed-to-web-search-ranking-algorithm/

http://www.suzukikenichi.com/blog/google-adds-site-speed-to-web-search-ranking-algorithm/

30

内部

0

PC用とモバイル用で同一のURLでアクセスできるようになっている

診断不要。

対処不要。

参考

http://www.google.com/support/forum/p/webmasters/thread?tid=62973daa1eda5094&hl=ja

31

内部

3

著作権違反をしている

意図的な操作であるため診断は容易。

違反しているコンテンツを削除する。

32

内部

3~1

地名・商品名・カテゴリなどのキーワードやリンクを羅列している

複合キーワードでの検索を狙ってキーワードを不自然に羅列していないかを確認する。
例えば、ピザの宅配店舗のサイトで地名を列挙すれば、「宅配ピザ ○○(地名)」という様々な地名で検索される可能性がある。しかし、このような手法を不自然に行うとペナルティを課せられる。

キーワードの羅列を削除する。あるいは複合キーワードはコンテンツ中に自然に含めるようにする。

33

内部

2

共起語による過剰最適化

意図せずに共起語による過剰最適化を行ってしまっていることもありうるのでので、ページ内に共起語が含まれているかを確認する。

参考

共起語の出現数、及びリンクを減らす。

http://www.suzukikenichi.com/blog/debanking-seo-using-co-occuring-phrases/

34

内部

2

類似コンテンツとみなされるページが大量にある

コンテンツをチェックする。

基本的に類似コンテンツがあってもペナルティになることはないが程度問題。ほぼ一緒のページが多数存在すると、ペナルティになる場合がある。
インデックスを増やすためだけに類似コンテンツのページを多数作成している場合は適正な数に減らす。
色だけ違う商品のデータが多数ある場合などは以下のような対応をする。
・類似ページを全て1ページに集合ページにまとめて、個別ページからはcanonicalで集合ページに正規化する。
・個別ページの代表的1ページだけを残して、他はnoindexにする。

参考

http://www.suzukikenichi.com/blog/google-says-duplicate-content-is-not-penalty/

35

内部

2

オリジナルコンテンツがない。RSSで取得できたり他のサイトにもある文章が多い

ドロップシッピングの商品文などをそのまま貼りつけただけ、あるいは意図的に他のサイトの文章を借用したというような場合は自覚があると考えられる。わからない場合は、コンテンツ中の文章をそのまま検索してみる。いくつもの文章を検索したときに、他サイトでも同じ文章が見つかれば、これを疑う。

独自コンテンツを作り込む必要がある。

36

内部

2

複数のページ、サブドメイン、ドメインで同一のコンテンツを掲載している

コンテンツをチェックする。

・複数サイトを運営していて、同一のセキュリティポリシーを掲載している。
・規約をHTMLとPDFで掲載している。
といったような場合、canonicalで代表ページに正規化する、PDFページへはnofollowでクローリングさせないようにする、noindexにするなどの対応が考えられる。

37

内部

2

コンテンツが空になっているページが多数存在する

例示すると以下のようなユーザーインターフェースを作った場合などにこの問題が生じる。
・全市区郡町村別にリンクがあり、該当件数が0件の市区郡町村が多数ある。
・商品カテゴリ別に絞り込んでいくようなユーザーインターフェースになっている場合に、該当商品がないリンクが存在する。
・カレンダーでコンテンツが空の日付、未来日にもリンクがある。

リンク先に該当のコンテンツが存在しない場合、以下のような対応を取ることが望ましい
・リンク自体表示されないようにする。
・リンクを残す場合はnofollowもしくはrobots.txtでクローリングさせないようにする。

38

内部

2

上位表示させたいキーワードを多く詰め込みすぎている

何%以上になるとペナルティになるといった明確なガイドラインはない。人間が目視して不自然かどうかがポイント。

不自然ではない程度にキーワードを減らす。

39

内部

2~0

同一キーワードを過度に反復している。

意図的に行っている場合は修正する必要があるが、意図せずに行っていることがあるのでHTMLを確認する。
ハンドバッグ -> ルイヴィトン ハンドバッグ / エルメス ハンドバッグ / シャネル ハンドバッグ / ・・・
例えば上記の左端のハンドバッグをクリックすると、右のようなリンクが展開されるというようなインターフェースを作ってしまうとこのようなペナルティが発動することがある。

検索エンジンがなければこのようなコンテンツやインターフェースを作るかと自問して、自然なライティングを心がける。

40

内部

1

メインとなるコンテンツに関係のないキーワードが多数ある(検索エンジンから見るとテーマが散漫になる)

目視で確認する。

メインとなるコンテンツ以外の余計な文章を除去する。

41

内部

0

コンテンツが複数言語対応となっており、意味としては同一コンテンツが複数存在する。

診断不要。

言語が異なれば、別コンテンツとみなされるため類似したコンテンツとはみなされない。

42

内部

0

一度に大量のページを追加した

診断不要。

大量にコンテンツを追加するということは、通常のサイトの作成でもありうることなのでペナルティを課されることはない。

参考

http://www.seotemplate.biz/free-seo/2141/

43

内部

display: none / text-indent: / visibility: hidden などを正しく使う

正しく使用していれば問題ない。

原則的には問題ないが、他にスパムみなされるような要因があると、総合的なスパム判定に含まれる場合があるので、このようなコーディングはしないほうが好ましい。

参考

http://www.seotemplate.biz/blog/620/

44

内部

3

noindexがついている

HTMLを確認する。

noindexを外す。

45

内部

3

フィッシング、ウイルス、トロイの木馬などがページに含まれる

セーフ ブラウジングで自サイトを診断する。

参考

右記のURL参照のこと。

参考

http://www.suzukikenichi.com/blog/google-safe-browsing/

http://www.google.com/support/webmasters/bin/answer.py?answer=163633

46

内部

2

title属性にキーワードを詰め込んでいる

アンカーテキストと同じ、あるいは空白になっているかHTMLを確認する。

HTMLを修正する。

参考

http://www.seotemplate.biz/blog/632/

47

内部

2

HTMLの重大なミス

右記のHTMLチェッカーで確認し、重大なミスについて確認する。

参考

Googleは基本的には正しくないHTMLのソースを読むことができるので、重大なエラーを修正する程度で良い。左記のHTMLチェッカーでの重要度9は修正したほうがよいだろう。

参考

http://htmllint.itc.keio.ac.jp/htmllint/htmllint.html

http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2009/08/google-10.html

48

内部

1

meta descriptionの重複

HTMLを確認する。

descriptionは全てのページで変えることが好ましいが、手間ならばdescriptionをなしにするのも一つの選択肢。

49

内部

1

<h1>が2つ以上ある

意図的な施策であるため診断は容易。

<h1>が2つ以上あることで直接ペナルティになることはないが、ページ内のテーマが分散するため好ましくない。<h1>を書いた数の分だけページを分けるようにする。

参考

http://www.seo-blogs.biz/2009/09/03/768/

50

内部

0

<h1><h2><h3>をCSSで小さくする

診断不要。

対処不要。

参考

http://www.hyperposition.com/rumor/css-h1.html

51

内部

0

meta descriptionがない

診断不要。

descriptionの有無は順位に影響しないが、検索結果に表示されることがあり、CTRに影響するためその観点から吟味して作成するのが望ましい。

52

内部

0

meta keywordsがない

診断不要。

2011/8現在 Googleはmeta keywordsを全く見ていないので不要。しかしながら将来的にこの部分を評価することがないとも限らないので、記述する方が望ましい。

参考

http://www.suzukikenichi.com/blog/us-court-says-meta-keywords-dont-matter/

53

内部

0

<h1>が<h2>より下にある

診断不要。

対処不要。

参考

http://www.suzukikenichi.com/blog/you-can-put-h1-under-h2/

54

内部

1

定型的な長文が複数ページに記載されている

左記を確認する。

運営ポリシーなどの定型的な長文については概要だけを掲載するようにして、詳細は別ページに記載するなどの対策をする。

55

外部

3

リンクファームへの参加

被リンクを増やすためだけの相互リンクなどに参加しているか。

参考

リンクファームへのリンクを外し、他から受けているリンクを外してもらう。

http://www.sem-r.com/sem/seo/20030827173717.html

56

外部

3

中古ドメインから不正に301リダイレクトを行っている

SEO目的での中古ドメインからのリダイレクトは意図的な操作であるため診断は容易。

参考

301リダイレクトを解除して、再審査リクエストを行う。

参考

http://www.suzukikenichi.com/blog/301-redirecting-old-domain/

http://www.google.com/support/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=35843

57

外部

2

コンテンツを他のサイトにパクられてそちらのほうが上位表示してしまっている

コンテンツ中の文章をそのまま検索すると、他サイトが自サイトより上位表示され、表示された他サイトのページの内容が自サイトのページのコンテンツとほぼ完全に一致する。このような場合、自サイト側にペナルティを疑われるような要素があると、自サイト側がインデックス抹消されてしまうという事態も考えられる。

右記のURL参照のこと。

参考

http://www.google.com/support/forum/p/webmasters/thread?tid=18951b2c1ab92535&hl=ja

58

外部

2

急に被リンクが増えた

通常は被リンクが増えても順位が下落することはないが、あまりにも急速に被リンクが増えると一時的に順位が下降することも考えられる。人気コンテンツができた場合などはこれを疑ってもよい。

対処不要。これが原因の順位下落であれば順位が回復することが多いので一定期間様子をみる。

参考

http://www.seo-keni.jp/blog/2008/01/in_google.html

59

外部

2

検索上位を独占しようとして複数ドメインで類似のコンテンツを作成した

意図的な施策であるため診断は容易。

別ドメインによる複数サイトを作ることで、検索結果を独占しようとするのはQDDがあるため非常に難しい。一般的には一つのドメインに集約しコンテンツを充実させるという戦略をとったほうがよい。

参考

http://www.suzukikenichi.com/blog/what-is-qdd/

60

外部

2

自動相互リンクシステムへの参加

通常の相互リンクではなくシステム化した相互リンクシステムに参加している。

相互リンクシステムの参加をやめる。

61

外部

2

被リンクのパワーが失われた

右記のURL参照のこと。追記として被リンク元のサイトのトップページがページランクが0ではなくて、「なし」になっているサイトがあれば、おそらくそのサイトからのリンクのパワーはないと考えられる。

参考

右記のURL参照のこと。

参考

http://www.google.com/support/forum/p/webmasters/thread?tid=01268eec2eb6894a&hl=ja

http://www.google.com/support/forum/p/webmasters/thread?tid=01268eec2eb6894a&hl=ja

62

外部

2~0

コンテンツを他サイトに提供している

コンテンツを提供した他サイトのほうが自サイトより他サイトの方が上位表示されている。

コンテンツを提供しているサイトには、
・syndication-source または original-source を設定してもらう。
 (これが一番良い)
・自サイトへのリンクを貼ってもらう。
 (次善の策。全く同一のコンテンツが多数存在する場合に、同一のリンク先がありリンク先も同一のコンテンツであった場合は、リンク先をオリジナルとみなすアルゴリズムがあるため。しかしながら、サイトのパワーが提供先サイトの方が圧倒的に高い場合はこの方法も確実ではない)

参考

http://www.sem-r.com/news-2011/20110214144335.html

63

外部

2~0

自作自演の被リンクがある

意図的な操作であるため診断は容易であるが、
・被リンクのパワーが失われただけ
・自作自演によってペナルティになった
この2つを見分けることは難しい。自作自演で作ったサイトについて右記のフローに従い診断を行う。自作自演サイトが重大なペナルティという判断になった場合は、そこからリンクを受けているサイトもペナルティになっている可能性が高い。

参考

被リンクを外す。

https://minnano-seo.com/essence/post90/

64

外部

2~0

外部リンクを購入した

リンクを購入しないことが望ましいが、もし購入する場合は業者からどのページからリンクされるのかを確認しておくこと。確認しておけば46と同様に診断が可能。
リンクを供給した実績のあるサイトをいくつか教えてもらえるとよい。同時期に順位の下落が観察できれば購入したリンクに問題があった可能性が高いというような診断がつくこともある。

外部リンクを購入した業者に相談する。納得のいく回答が得られない場合は、被リンクを外してもらうことを検討する。
被リンクを外してもらえないケースもあるので、その場合は業者名を明記してGoogleに申請する。

参考

https://www.google.com/webmasters/tools/reconsideration?hl=ja

65

外部

2~0

競合サイトからスパムリンクをつけられた

サイトが開設してから日が浅かったり、他にスパムを疑われるような施策を行っていたりする場合などに、ごくまれにではあるがペナルティが発動することがあり得る。
ウェブマスターツールを使うか、使えない場合はアメリカYahoo!の「Site Explorer」で被リンクを調べる。
発見した被リンクのついているサイトについて右記のフローに従い診断を行う。被リンクのサイトが重大なペナルティになっているサイトが多数あった場合は、この可能性を疑ってみてもよい。

参考

再審査リクエストを送信する。

参考

https://minnano-seo.com/essence/post90/

http://www.suzukikenichi.com/blog/can-competitors-hurt-your-sites-by-spam-links/

66

外部

0

ページの評価を引き下げることを目的としてスパムサイトから301リダイレクトされている

診断不要。

マイナスの評価をリダイレクトで引き継ぐことはないため、問題ない。

参考

http://www.seo-blogs.biz/2009/10/15/988/


コメント

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  7. […] そこで「SEOとその周辺」というブログに掲載されている「Googleペナルティ判定フローチャート」をひとつひとつチェックしました。 canonicalの設定、リンク先のペナルティ、emタグの多用 […]

  8. […] 先日来、Google八分を食らっている拙サイト。 サイトマップやなんやらいじってみても、ダメ。相変わらず検索結果に反映されません。 不思議なことに、アドレスをgoogleで検索すると私のサイトがトップに出ますが、キーワードにしたとたん全くダメ。「アザラシ 蒸し暑い眼差し」といった明らかにうちのサイトしかいないだろ、といったキーワードでもダメ。むしろとっかりブログが引っかかる。。。 ちなみにMicrosoftのbingでは「マリモ」は4位、「野生 アザラシ」「北海道 アザラシ」は1位なので、それなりにちゃんとしたサイトだと思います。。 さてGoogle八分、何らか要因があると思われ、次の矢を放たなければなりませんが、なにをするか・・・。「Googleガイドライン違反ペナルティの解除方法」、「Googleペナルティ解除のために試したこと。以外と気づかないガイドライン違反や原因」、「Google検索順位下落・ペナルティ 診断と対処66項目」 を読みふけりますが、 目に止まったのがページのタイトルと、ソースに記載する説明が検索エンジンには大事とのこと。特にタイトルの重複は御法度のようです。 私のサイトはまだローテクで作っており、アウトラインを入れた鋳型のページをつくって、その中身を改変していく形でページを増やしてきましたが、そのせいかタイトルや特に中身の説明は大して気をつけてこなかったような。。。タイトルは超適当に付けているし、中身の説明も1ページごとに設定するということをしていなかったので、共通のページも多いかも。 その結果、検索エンジンに重複コンテンツとして見られて、掲載されていないのか・・・? タイトルとサイトのソースに入れる説明文をいじってみようと思いますが、しかし、この作業はなかなか大変です。アザラシとマリモ合わせて300ページくらいあります。これらを一個一個開いては、タイトルとページを手作業で入力していくのです。これはなかなか、しんどそうです。1ページ1分としても300分かかります。 しかし、他に思い当たらないし、ひとまず何日かをかけて、作業を進めてみようと思います。 […]

  9. […] 私はマリモのサイト(http://marimo.xrea.jp/)と北海道のアザラシのサイト(http://marimo.xrea.jp/seal/)を運営しています。 どちらのサイトも世間から見ればマイナー分野なので、それほどたくさんの人が訪れるサイトではないですが、マリモのサイトは2000年の開設、アザラシは2005年の開設で、それなりに情報の蓄積の進んだサイトでもあり、その分野ではそれなりの人が利用してくれるサイトです。 しかし両サイトとも今年の八月くらいからサイトのアクセス数が激減していることに気づきました。以前はマリモサイトは一日300人、アザラシサイトは100人くらいはアクセスがあったのですが、最近は両サイトとも数分の一から数十分の一になっている状況。確かに更新の頻度は低下しまくっていますが、情報量が減ったものでもないので、おかしいな、、、と思っていました。 そこで、アクセスログを久しぶりに確認したところ、googleといった検索エンジンからのアクセスほぼ皆無に!さらに調べてみるとgoogleやYahooで、例えば「アザラシ」や「マリモ」といった検索をしてもその結果に私のサイトが掲載されていない事に気づきました。検索社会の今、検索サイトの結果にサイトが掲載されないなら、そりゃアクセス数が激減するってなもんです。 以前はアザラシ、マリモといったキーワードで検索したらGoogle検索結果の一番最初のページの5番くらいには入っていたものですが、検索結果を5ページくらい辿ってみても私のサイトが出てきませんし、私のサイトよりアザラシに関係ないサイトの方が検索結果の先に出てきます。さらに「アザラシ+xrea」といったような明らかに自サイトを意識した検索をしても自分のサイトが出てこない。むしろサイトのおまけだったこのとっかりblogのほうが検索結果に出てくる始末。。。何らかの要因で私のサイトがgoogleの検索結果から削除されているようです。 アクセス数が増えたところで、私の懐には一円も入らないのですが、せっかく作ったコンテンツなので、たくさんの方に利用いただきたいものですし、誰も来ないサイトは運営の意欲、更新の意欲も削がれてしまいます。 「googleの検索結果にサイトが掲載されない現象」について調べたところ、やはり同じ現象にあっている方もいらっしゃり、このような現象は「google八分」と呼ばれているようで、googleの掲載のガイドラインになんらかが抵触し、ペナルティとして掲載を凍結されているようです・・・。 と言っても、管理人の私はサイトで悪事を企てた覚えは無く、そもそも最近はほとんどサイト自体をいじっていない。更新は滞っているマリモサイトは14年、アザラシサイトも9年の年季の入ったもので長期間検索上位にいたサイトですし、改めてgoogleのガイドラインに抵触するらしいと言われても、、、という感じで途方にくれます。コンテンツ内容は全てオリジナルですし、内容も万人受けはしなくとも、その筋の方には楽しんでいただけているはず。。。 しかし、嘆いてばかりいても始まらない。この日から、PCの前で孤独な長い戦いが始まることになりました。 管理しているサイトについて、googleでの検索状況になんらか問題が生じた際に連絡をくれる「Googleウェブマスターツール」にマリモサイトとアザラシサイトをオーナーとして登録します。 このウェブマスターツールで調べた限り、2つのサイトは「サーチクオリティチームによる手動の対応によって課されるペナルティには該当せず」ということでした。となると「アルゴリズムによって自動で課されるペナルティ」を課せられているようです。 まずはgoogle八分の解除方法を解説したサイトもあるわけで、「Googleガイドライン違反ペナルティの解除方法」、「Googleペナルティ解除のために試したこと。以外と気づかないガイドライン違反や原因」、「Google検索順位下落・ペナルティ 診断と対処66項目」 を参考に当てはまる部分はないか、チェックしていきます。 さて、上記の参考サイトにはペナルティの発動条件がいろいろ紹介されていますが、 明らかにガイドライン抵触に該当しそうな「隠しテキストと隠しリンクの作成」「他サイトのパクリ」「怪しいリンクプログラムへの参加」「オリジナルコンテンツの不足」「重複コンテンツ」といったとことは心当たりはない。 他サイトへのリンクについては念のためリンクページにあるリンクをチェックして閉鎖しているサイトは削除しました。 ペナルティ要因として気になるのが、「キーワードの乱用」。キーワード、、、となるとやはり「マリモ」「アザラシ」か??これらの言葉を意図的に乱用するつもりで使ったたことは無いのですが、特にトップページは「マリモの○○」「××のアザラシ」といった表現が多く、一見しただけでもマリモ・アザラシまみれ。 サイトのページの単語を一括で検索できるソフト(私が使っているのはサイトのソースも置換できるGrepReplaceというソフトですが)で「マリモ」・「アザラシ」といった単語が多用されているページをチェック。一ページ辺りのキーワード出現率は2~5%あたりが適切と考えると、4000文字のページでは80文字~200文字分がキーワード、「マリモ」なら27~60回、「アザラシ」なら20~50回の出現という計算になります。いずれのキーワードも40回以上出てくるページは文意を損なわない程度に大幅にキーワードを削除して様子を見ることにしました。 あとは気になるのがサイトの構造は冒頭に書いたとおりマリモのサイト(http://marimo.xrea.jp/)と北海道のアザラシのサイト(http://marimo.xrea.jp/seal/)、アドレスの通りマリモのほうが親でその下位ディレクトリにアザラシサイトが入っている構造にはなっていますが、この2サイトは独立して成立していますので、マリモの親サイトの中に全く関係なアザラシサイトがごちゃごちゃ入れ込まれて怪しいサイトだとグーグル先生が誤解していないか少し心配ではあります。 […]

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