今回のテーマである。
である。
本当はこんなことを書きたくはない。
しかしながら、SEOについての誤った知識がtwitterや、はてブなどで広く拡散してしまっていることに憂慮しているのである。
SEOについての正しい知識を啓蒙しているブログは数多くある。
代表的なものを挙げてみよう。
・鈴木謙一氏:海外SEO情報ブログ
・住太陽氏:SEO 検索エンジン最適化
・滝日伴則氏:SEO Japan
・竹内潤平氏:パシのSEOブログ
・渡辺隆広氏:SEMリサーチ
※ちなみに並び順は著者名の50音順である。
これ以外にもよいブログは多数ある。
さて、これらのブログは有用で、正しく、かつ恒久的に通用する知恵を与えてくれる。
しかし、とても残念なことがある。
SEOの専門家以外にあまり読まれていない
これらのブログでは100以上はてブされる記事はごくまれである。
本当はSEOのことをよく知らない人こそが読むべきなのだ。
読まれるべき人に読まれていないのだ。
そして、誤ったSEO情報が記載されているブログ記事が、500はてブと、とてつもなく拡散している状況だ。
twitterでリツイートしている人は「参考になった」という意見が非常に多く、間違いを指摘している人はほとんどいなかった。
このまま放置すると誤った認識が広がる可能性が高い。
私は悩んだ末、誤りの箇所を列挙しブロガーの方に直接連絡をしたのだが何も返答がなく、記事が訂正されることはなかった。
だから、袋叩きにあうかもしれないが、それでもあえて言うことにしたのである。
嘘のSEO情報の見分け方とは何か?
※とはいえ、このブログそのものが正しいかどうかは残念ながら皆さんに判断していただくしかない。
その方法だが、3つあると思う。
上記の5つのブログを運営しているSEO人は、日本のSEOを牽引してきた功績者でもあり真のプロである。
そうして名前を公開してブログを運営しており、自らの発言に責任を負っている。
だから、上記5人から紹介されている情報源は信頼に足るといってよい。
ちなみにSEOで非常に著名な人物であっても、私があえて名前を挙げていない人物も複数存在する。
その理由は、スパム手法、言い換えればGoogleをだますことを推奨しているからである。
実名を公表してまでスパムをなぜ推奨しているのか?
それはビジネスのメリットがあるからだ。
本来はスパムを使わなくても、検索エンジンから集客することは可能だ。
しかし、それを言ったらビジネスにならない。
自分だけが知っている独自の研究がSEOに必要だと誤解させるためである。
このようなものを信じてはいけない。
本当はSEOは誰にでもできるのだ。
脱線が長くなった。
さて上記の5人であるが、有意義なSEO情報を紹介するサイトを持っている場合がある。
- 鈴木謙一氏:
海外&国内SEO情報ウォッチ - 竹内潤平氏:
パシのSEOブログ
WP SEOブログ
無料SEO対策のススメ - 渡辺隆広氏:
ワントピ
※更新されていないので残念
このようなサイトで評価されているかを調べてみるとよい。
少々面倒ではあるが、Google検索で調べることができる。
(実際には評価されていても取りこぼされるケースもある)
例えば、私の知人の伊藤氏が運営している「SEO Imagination」の評判を海外&国内SEO情報ウォッチで取り上げられているかを調べる場合は、
site:web-tan.forum.impressrd.jp “SEO Imagination”
と検索してやればよい。
すると、
「SEOに効くのは商材への“愛”!? 筆者も感動した良記事」
といった紹介記事が検索結果に表示される。
(ちなみに上記の記事は私も感動したので、引用してみたくなった次第である)
このような感じで、SEOについての記事で評価されていれば、SEO情報として信頼するに値する品質があると考えていいだろう。
コピーライティングなどで紹介されている場合は含まないので注意である。
あともう一つの見分け方を書いてみる。
SEOのことがわからない人が、情報の真偽を見分けることは難しいのだが、こんなところに留意してみれば分かる可能性が高い。
よく言われるのがキーワードの含有率であるが、このような指標には意味がないのである。
検索順位の真実は誰にも分からないにも書いたように、Googleは約200項目にものぼる指標を用いて順位を決定している。
それらは互いに関連しあっているので、単純に何%にすればよいといったことは言えないのである。
これに載っている「アナゴさん」というキーワードの例を見ればわかるだろう。
Googleの目指している方向は10年も前から既にわかっていて、まったく現在に至るまでぶれていない。
Googleの目指している方向を志向していれば、Googleが進歩すればするほど自サイトは検索結果上優位なポジションを占めることができる。
参考:Googleは不自然リンクの問題を解決できるか
今のGoogleの状況に合わせてSEOしていくと、いつまでたってもGoogleを追いかけ続けないといけない。
そんなのは一言で言うならば、
「くだらねえ!」
のである。
その背景も専門家がだけが抱えている情報が必須だと誤認させるためである。
もう一度言う、
SEOは誰にでもできるのだ
その情報を書いている人が持っている情報がないと、SEOができないと言うのは100%嘘であると断言するのである。
自らの利益のためにSEOの本質を誤って伝えようとする行為に他ならない。
追伸
通常使用するリダイレクトであればブラックハットSEOになるということはありません。
オールドドメインなどから301リダイレクトさせてやって故意にページランクをあげようとする行為がブラックハットSEOです。
お間違えなきよう・・・
コメント
[…] 嘘のSEO情報に気をつけろ! […]
[…] 嘘のSEO情報に気をつけろ!という記事で、正しいサイトを紹介しています。 […]
[…] 嘘のSEO情報に気をつけろ! | SEOとその周辺 今回のテーマである。 嘘のSEOに気をつけろ! … SEOについての正しい知識を啓蒙し ているブログは数多くある。 代表的なものを … そして、誤ったSEO情報が記載されて いるブログ記事が、500はてブと、とてつもなく拡散している状況だ。 twitterでリツイートし て … minnano-seo.com/essence/post1844/ […]